2020年

今日の見出し(2020.09.08)

ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティ(RFE/RL)のハンガリー語版が、8日から再開。冷戦終了で1993年に放送が終了して以来の再開に。 RFE/RLは、ハンガリーで報道の自由が非常に大きく後退していることを受けて再開すると説明しました。
政府は、秋季国会で、ホームオフィス関連の規則を修正する法案を提出する方針です。

今日の見出し(2020.09.07)

1日あたりの新規感染者数は500人を超えるほど増大。(検査数も多い) 政府は「第2波」に入ったという見解を示しています。革新技術省は、企業のコロナ対策向けにガイドブックを取りまとめ。演劇映画大学(SZFE)の組織改編による政治介入拒否・自治確保を掲げる昨日のデモ、ヒューマンチェーンには数千人が参加。

今日の見出し(2020.09.04)

オルバーン首相の定例ラジオインタビューでは、世界勢力図における欧州の後退が話題に。その文脈で、中欧は好調とし、特にポーランドを評価。「10年後には、ポーランドが欧州の新しいドイツ」になりうるという見方を示しました。政府は、本年の成長率予測をマイナス7%と大きく下方修正した模様。

今日の見出し(2020.09.03)

新型コロナウィルスの新規感染者数は301人と、2日連続で300人を超えました。ムッレール公衆衛生局長の2日の発表によると、新規感染者の平均年齢は30歳前後。韓国のDongwha(東和)グループが、ブダペスト近郊にEVバッテリー用電解液工場を建設すると発表しました。

今日の見出し(2020.09.02)

新型コロナウィルスの新規感染者数は365人と、過去最高を大きく更新。また、現在の感染者数も2100人と、これまでのピーク(2054人、5月4日)を上回りました。1日から学校の新年度が始まりました。約180万人の児童生徒らが約半年ぶりに登校。政府は春のような全国一斉の登校禁止は当面考えておらず、感染者が発生した場合、クラスや学校など個別単位での一時的な閉鎖に留める方針。

先週の見出し(2020.08.25~08.30)

ハンガリーは、9月1日から新たな入国規制を導入します。ハンガリー人も帰国後は原則として14日間の隔離に。また外国人は、一部の商用、就学、やむを得ない事情による特例措置などを除いて、入国はできなくなります。政府は、ウィルスを国外から持ち込むのを防ぐためと説明。その一方で、非政府系メディアや一部の専門家は、政府の政策がちぐはぐであることを指摘しています。

先週の見出し(2020.08.17~08.24)

政府は、9月1日から入国規制を強化します。今週決定し、発表の予定。オルバーン首相は、西欧は既に魅力的ではなく、中欧の独自の繁栄を目指すと改めて強調。新しい点として注目すべきは、中欧の将来を築き上げるために、単にV4で協力ではなく、ポーランドを「指揮艦」としたところ。また、「ハンガリーの21世紀の7か条」も掲げました。

先週の見出し(2020.08.10~08.16)

カーシュレル人材相は、コロナが再び市民の中に入り込んできたと発言。政府は米国から中高度防空ミサイルを10億ドルで購入合意、ポンぺオ長官の中欧訪問にはハンガリー入らず。極右を除く6 野党は、2022年総選挙で候補者一本化に向け協議を開始しました。4-6月期のGDPは予想よりも大きい落ち込みを示し、前年比でマイナス13.5%に。

先週の見出し(2020.08.03~08.09)

ハンガリー国内のコロナ新規感染確認数は、この1週間、増加の傾向を示しています。下水中のコロナ濃度も、ブダペスト市とデブレツェン市で緩やかな増加傾向に。コロナワクチンでは、500万回投与分を欧州委員会に登録。オルバーン首相は、防疫がうまくいくかを左右するのは政府の措置よりも国民の民度と発言。違法流入者については、ウィルスを持ち込む危険があると指摘しました。

先週の見出し(2020.07.27~08.02)

オルバーン首相は、EU補助金は「もらうもの」でなく、ハンガリーが「得て当然のもの」という考え。西欧諸国のモノを関税をかけずに輸入し、西欧企業はハンガリーに投資しているのだから、その代わりにハンガリーは(西欧企業らが)これらで得られた利益の公正なシェアを受けると説明。その他、コロナパンデミックでは、ハンガリーの医療が欧州で最も優れたものの1つと確認されたと発言。

先週の見出し(2020.07.20~07.26)

先週1週間では、EU首脳が、経済復興基金を含む次期中期予算で合意。オルバーン首相は、「法の支配」とEU資金配分を結び付けようとする試みはすべて拒否できたと大勝利を宣言。国内では、非政府系の最大ニュースサイトIndex.huで、記者がほぼ全員、一斉に退社を表明。Indexは今後、形を変えて残る可能性はあるものの、少なくとも従来の形には終止符が事実上つけられました。

先週の見出し(2020.07.13~07.19)

EUの経済復興基金、次期中期予算で会議を続けるEU首脳ら。オルバーン首相は、もし合意できなかったら自分のせいではなく、法の支配とEU資金配分を紐づけするメカニズム導入を求めるオランダ・ルッテ首相のせいだとしました。新型コロナの1日あたりの新規感染者数は、2ケタ台になることが多くなりました。

先週の見出し(2020.07.06~07.12)

国会、EU復興基金採択に条件付け決議採択へ  法の支配との紐づけは不可/メルケル首相:オルバーン対応でも法の支配掲げる。オルバーン首相: ハンガリーの方が「法の支配」優れている/ オルバーン首相: 西側リベラルの考え方は「半マルクス主義」  ヴチッチ氏、ヤンシャ氏とビデオ会議

先週の見出し(2020.07.01~07.05)

先週は、国会が3日に2021年度予算法案を成立させました。その日は、使い捨てプラスチック禁止法案や、学校へ警察と類似の特別警備員を派遣する制度に関する法案なども一気に可決。
また、4校の医科大による、国内感染状況把握のための標本調査の最終結果が明らかに。調査実施時点(5月上旬)で既に過去に感染していた人は約5.6万人と推定されました。