13日の統一地方選挙の主要結果
● ブダペスト市長選挙ではカラーチョニ・ゲルゲィ氏(44歳、ほぼ全野党推薦)が当選。9年間姿勢を担ったタルローシュ・イシュトヴァ―ン氏(与党推薦)は敗北。
● ブダペスト市23区長でも、野党は予想以上に善戦。
野党 ➞ 14区で勝利
与党 ➞ 9区で勝利(うち2区は無所属だが、事実上の与党推薦)
● ブダペスト市議会でも野党が過半数
● 23の地方政令都市の市長選では、
与党➞ 13都市
野党➞ 10都市
と、野党が大幅に伸ばす。
● 県議会では全19県で与党が過半数
全般的には、与党Fidesz・KDNPが引き続き最大勢力であることは間違いない。しかし、前回の2014年選挙では野党がほぼ全滅状態だったことを鑑みると、今回は多少なりとも巻き返しに成功。特に、首都ブダペスト市長選で勝利したことは大きい(もともとブダペスト市はリベラル系が多いが)
野党で候補者一本化を図り共闘したこと、直前のジュール市長に関する腐敗疑惑報道が追い風になったこともあるが、与党側のキャンペーンがこれまでの組織的な展開に比べると弱かったことも挙げられている。
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=内政・外交=
・2019統一地方選挙
・選挙・結果まとめ
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・野党ら、ジュール市長選挙で票の数え直し要求
=経済・金融・産業=
・欧州委、Samsung SDIへの国家援助で詳細調査開始を発表
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=経済指標=
・鉱工業生産 (8月) 前年比+0.3%、調整値+2.7%を確認
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