今日の見出し(2019.11.22)

オルバーン首相は22日、定例ラジオインタビューで、ハンガリーの欧州委員候補が近隣政策・拡大交渉のポストを得たのは、国の外交政策で過去10年の最大の成功と歓迎。

欧州議会の最大会派EPP(欧州人民党グループ)に関しては、移民受け入れ積極派の左派に重心が傾いていたが、トゥスク次期党首がその流れを止められるのか注目するとしました。

EPPが今後Fideszの報告書を取りまとめ、方向性を決めるまでは資格停止のままでいるとしました。しかし同時に、その結果いかんによっては別のグループを作る可能性にも言及しました。

司法省は先週、司法関連の改正案を含む200ページからなる包括法案を提出。その中には、現在の行政労働裁判所から労働に関する係争は一般裁判所で扱うようにする案が含まれています。これに対して、最大労組MASZSZは深刻な懸念を表明。

韓国タイヤメーカーHankookは、今月末に3日間工場の生産をストップします。需要の低下による生産調整のため。

=内政・外交=
・オルバーン首相、EU近隣政策・拡大交渉ポスト獲得は過去10年最大の成功
・政府、行政労働裁判所を分離方針  労組連合は懸念表明
・政府、国内スポーツアカデミーシステム構築を決定
・EU7条制裁手続き、第2回ヒアリングは12月に

=経済・金融・産業=
・ロシア、ハンガリー国内鉄道近代化事業に参加へ
・韓国タイヤHankook、3日間強制休業を計画
・リストフェレンツ空港、物流センターCargo Cityがオープン

=小話交差点=

マルギット島岸出現の露天風呂は禁止

18日の本欄で紹介した、ドナウ川水位低下のために現れたブダペスト、マルギット島西岸の『露天風呂』。Index.huは本日、読者がもう一つの露天風呂(ゲッレールト温泉近くからドナウ川に流れ込むもの)を楽しんでいたところ、警察に捕まったという話を本日紹介しました。

それによると、ブダペスト市内ドナウ川は全域に渡り遊泳禁止。法により「全域」となっているため、あえて「遊泳禁止」の標識はないとのこと。

警察は、ゲッレールト付近で「露天風呂」に入っていた若者を咎め、11区の当局に書類送検に。罰金5万フォリント程度になりうるとのこと。

(Index.hu)

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