以下は、3月5日15時までの情報です。
ハンガリー国内情報については、重要と思われるものはTwitterでも随時流しておりますので、そちらをご覧ください。
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新型コロナ関連では、政府が正午に対策本部会合を開催。(オルバーン首相は昨晩、今後、毎日正午に行うと発表済み)
会合後の記者会見ではオルバーン首相がまず話し、現状及び政府の対応方針と国民への要請、当局として対応、対策本部各メンバーの紹介(役割)など説明。
国内での感染者数は2人と、昨晩以来変化はありません。病院での隔離は24人と数人増加。これまでの検査数は230。(なお、所属大学先が不明だったもう1人の学生は、ブダペスト市の聖イシュトヴァ―ン大学/Szent István Egyetemと人材相が確認)(22時現在、感染者は4人に増加、また日本人団体観光客15人が感染の疑いで病院に搬送されたことが5日夜明らかに。)
首相は、コロナウィルスの感染の広がりは①個人レベル、②グループレベル、③集団レベルがあるが、対策本部の現在の目標は①から②への移行を防ぐことと説明。
また、感染広がりから守るための必要な予算は確保していると述べました。国民に対しては、コロナウィルスを軽視もしてはならないが、パニックにもなっていけないと、慎重さと冷静さを持つよう要請しました。
首相はコロナでは公衆衛生面、経済面の両方で影響があるが、現在は、国民の健康が最優先と改めて強調。
記者からの経済への影響について質問が出た際には、「明らかに経済には観光など影響はある」と述べました。しかし、国民の健康確保が優先で、まだ政府として対策を練りだす段階ではないとの見方を示しました。影響分析はヴァルガ財務相とパルコヴィチ革新技術相がまずすることであり、その後に政治的判断になるが、政府はまだ協議していないと答えました。
3月15日(ハプスブルグ家支配に対する革命記念日)の式典行事については、中止を含め、どうするか遅くとも10日に最終決定をするとしました。
その他、記者会見前までの動向については、購読者向けの情報になります。
=コロナウィルス=
● イラン人留学生2人について
● 全般的なことについて
● 職場での対応について -専門家
● ブダペスト市でも対策本部が発足
=内政・外交=
● ECJ法務官: 反CEU法はEU法に抵触
● 外相:ギリシャとEUはEU境界線守る義務がある
=経済・産業・金融=
● 経営者団体: コロナで部品供給網に問題 -ハンガリー経済にも影響
● ポーランドLOT航空、ブダペストーソウル便欠航
● 障碍者雇用の企業、62% (調査)
● パーリンカ製造業者ら、VAT軽減を要請
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