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新型コロナウィルスの感染確認累計は1,512人に。死者は122人。回復は122人。現在の感染者数は1,268人。
4連休には、地方自治体らが次々に駐車場や散策道を閉鎖。そのため、行楽地が人であふれるような事態には陥らず、概ね閑散としていました。
ブダペスト市立老人ホーム(17区、ペシュティ通り)の集団感染では、陽性確認数が増加し200人以上に(入居者と職員)。死者は10人に増加しました。
老人ホームでの感染拡大が、政治問題化。オルバーン首相や政権寄りメディアはブダペスト市長の責任を問う構え。一方、カラーチョニ市長は、市としてしなければならなかったことは全てしたものの、政府が検査要請その他に応えなかったという考え。
中国の「マスク外交」が話題になっていますが、ハンガリーもその例に漏れません。もともと中国など「東側の国々」との関係強化に力を入れてきた政府。マスクは1.5億枚近くの契約をしているとのこと。さらに、テュルク評議会(Turkic Council、テュルク語圏の国々)との協力も花咲いていると強調。一方、EUからは何の支援も得ていないという立場。
IMFが世界経済見通しを発表。ハンガリーの2020年成長率はマイナス3.1%を予測。ただし、欧州の他の国よりは落ち込みが浅くなっています。
ユーロ圏については本年はマイナス7.5%を予想。日本に関してはマイナス5.2%。
アウディハンガリーが本日から一部の生産を再開(エンジン)。生産にあたっての衛生基準などマニュアルを作成。マスク着用は当然のこと、従業員との間に透明シールドを設置するなどしています。
また、マジャルスズキ(Magyar Suzuki)とメルセデスベンツ(Mercedes-Benz) ハンガリー子会社も本日、4月下旬に生産を再開すると発表。
オペルのエンジン工場も、コロナ対応の衛生マニュアルを作成。生産再開の時期は自動車産業の動向によるものの、準備自体は整ったとしました。
=コロナ関連=
・感染状況(14日)
・感染状況の推移(グラフ)
・県別マップ
・死者の年齢(グラフ)
=内政・外交=
・老人ホーム集団感染巡り、責任問題 政権側はブダペスト市長を批判
・外相:中国にマスク1.49億枚発注済み うち4680万枚到着
・欧州委員長: ハンガリー動向注視 行き過ぎなら法的措置
=コロナ経済対策=
・ワイン製造業者らも納税猶予対象に
=経済・産業・金融=
・本年経済成長 -財務相はマイナス予測、中銀総裁は+2%
・IMF、ハンガリーはマイナス3.1%成長を予想 他国より打撃少なめ
・Audi Hungary、本日から生産再開
・Opelも、生産再開へ準備整う
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