オルバーン首相は本日は第4次政権発足後、初の外遊先としてポーランド・ワルシャワを訪問。モラウィエツキ首相と会談し、同国との友好関係を「過去に加えて未来でも結ばれている」と強調。
会談後の共同記者会見では、両国とも、強い加盟各国から成り立つ「強い欧州」を希望していると述べました。
また、第4次内閣が発足し、初閣議を開いた後には、「ストップ・ソロス」包括法案と、難民移民の集団受け入れ割当を拒否するための基本法改正案を直ちに国会に提出すると述べました。オルバーン首相は、市民がFideszに投票したのはそれを期待しているため、と説明しました。
(MTI)
オルバーン首相の次の外遊先は、イスラエルと報じられています。ネターニャフ首相は昨夏にハンガリーを訪問。同国首相の訪問としては実に30年ぶりでした。 ネターニャフ首相とオルバーン首相は「反ソロス」という共通項を持ちます。
国内では、本日より国会各委員会で大臣候補のヒアリングが開始。
7月に実施見込みのブダペスト市8区長補欠選挙では、左派系野党が統一候補を擁立。右派Jobbikは独自候補の擁立へ。
Jobbikは新党首が選ばれたものの、選出のための投票では54%。より急進的なことを掲げた対抗候補者は46%。党内の分裂懸念が消えません。
経済ではMercedes-Benzが2017年の業績を発表。乗用車生産台数は19.8万台と16年の19万台から増加。
鉱工業生産(3月) は前年比-2.4%を確認(未調整値・詳報) 営業日が2日ほど少なかったとはいえ、調整後も+1.9%の伸びにとどまりました。明日はGDP1-3月期の速報発表。
本日の配信
=内政・外交=
・政府、「国民との協議」再び実施へ 人口問題で
・Jobbik、党首に穏健派シュネイデル氏を選出 ラジカル派と接戦
・左派野党、統一候補を擁立 ブダペスト8区長補欠選挙で
・ハンガリー、EU批判声明をブロック エルサレム首都問題で
=経済・金融・産業=
・Mercedes-Benz、17年は19.8万台生産、4.2%増
・政府、バス・トラック運転手養成に10億Ft 1,200人
=経済指標=
・鉱工業生産(3月 詳報) 未調整値前年比-2.4%を確認
自動車産業 -2.6%
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