今日の見出し(2018.11.06)

政府は5日、「家族政策」をテーマにした「国民との協議」の質問内容を発表。

今回も、形式は質問ながらも、政策広報の強化、世論の誘導に使われているのが表れています。一方で、政府が今後講じようとしている措置や方針も一部明らかになっており、例として若い新婚カップルへ「新生活支援スタート」のための500-1000万Ftの無利子融資や、家族支援措置は重要法として扱うこと(国会で3分の2の支持がない限り改正できない)など。

上海を訪問中のオルバーン首相は、本日は中国銀行の総裁との会談など。今回は、外相、農業相、革新技術相なども随行。ブダペスト・上海直行便の就航や、ハンガリー産肉類の中国輸出拡大などで進展。スィーヤールトー外務貿易相は、2国間関係は過去に例を見なかったほど良い状況になっていると発言。

10月の乗用車新車登録台数は、10,923台と、前年同月から5.4%増加。

1~10月期では115,549台(前年同期比24.2%増)。乗用車ブランド別では、Suzukiが引き続きトップで16,387台。シェアは14.18%

11月23日の「ブラックフライデー」(クリスマス前に商品が大幅割引になる日)は毎年盛んになっており、既にテレビやネットで広告が頻繁に流れています。ネットストアでは、今年はその前後のキャンペーンも合わせ600億Ftの売上が見込まれます。売れ筋はスマホ、TV。

ハンガリー石油ガス会社MOLは、今週水曜は、ガソリンの卸売価格のみ5フォリント引き上げます。軽油は据え置き。その結果、給油所での平均小売価格は以下のようになります。

ガソリン(95オクタン)386フォリント
軽油: 429フォリント

価格はリットルあたり、給油所により最大50フォリントの差があります。

本日の配信 

=内政・外交=
・「家族政策」で国民との協議開始  行間に政府の意思
=経済・金融・産業=
・オルバーン首相、中国銀行総裁らとも会談
・10月新車販売台数、前年比5.4%増
ブランド別ではSuzukiが引き続きトップ、シェア14%超
・23日の「ブラック・フライデー」前後、ネット販売600億Ft見込み
・ブダペスト・上海直行便の来夏就航が正式決定  週4便
・中国、ハンガリーからの家禽類輸入停止を解除
・シンガポールへも肉類輸出拡大へ

=経済指標=
・ハンガリー製造業購買担当者指数PMI(9月) 57.3に大幅上昇

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