政府は「国民との協議」の結果を発表。緩和は段階的実施を求める(一括解除でなく)人が多いこと、また第一段階緩和には夜間外出禁止やレストラン閉鎖解除求める声が大きいことが明らかに。政府対策本部の本日の発表後(内容は速報配信済み)、ハンガリー薬事規制当局も新たに2種類のワクチンを緊急承認したと発表。中国カンシノ・バイオロジクスと、インド血清研究所(SII)。
CATEGORY 毎日の見出し
今日の見出し(2021.03.19)
Audi子会社は、従業員(約1.2万人)に対して工場内で一斉接種させるための計画を策定しました。また、同社によると、これまでに感染した従業員は900人。現在の感染者数は288人。6病院入院中は3人。これまでに死亡したのは1人であることも明らかにしました。Audi子会社はまた、昨年の売上高と税引き後利益を発表。生産実績が減少したため売上高も落ちたものの、利益は前年比30%増となりました。
今日の見出し(2021.03.18)
シノファーム製のワクチン調達をめぐっては、政府が直接同社から買い付けたのではなく、民間の中間業者の存在が明らかに。調査報道Direkt36が報じました。その中間会社が、コロナ第1波の際の高額、大量人工呼吸器調達時と同様に、「謎」な会社。医薬品の流通販売をしたことなどないような、元アイスホッケー選手が出資者の1人です。詳細は本日の配信をご覧ください。
今日の見出し(2021.03.17)
毎週実施のコロナ下水調査では、濃度は昨秋のピーク時を超えたとのこと。そのうえ、ブダペスト、ミシュコルツ、ソンバトヘィ、ザラエゲルセグでは増加傾向がみられました。欧州委員会は本日、EU域内での自由な移動を可能にする、新型コロナ免疫証明書「デジタル・グリーン証明書」に関する提案を発表。EU未承認のワクチン接種者に対して、入国規制(隔離義務など)を免除するかどうかは、加盟各国の判断に委ねるとしました。
今日の見出し(2021.03.16)
アストラゼネカ製ワクチンをめぐっては、接種後に血栓ができる副反応が疑われる事例が報告されていることから、ドイツ、フランス、イタリアなどEU加盟各国が一時接種中断を次々に発表。一方、ハンガリーは現時点では、停止の方針は示していません。ムッレール主席医務官は本日の記者会見で、ハンガリーはWHOおよび欧州医薬品庁(EMA)の勧告に従っているとコメント。
今日の見出し(2021.03.12)
ハンガリー国内の新型コロナ感染状況は、異様なスピードで悪化しています。鉱工業生産(1月)詳報が発表に。自動車・自動車部品の生産は世界的な半導体不足による生産調整の影響で、前年同月比27.5%減に。一方、電装品は、EV車載用バッテリーやEV用モーターの生産が大幅に増大し、40.5%増となりました。
今日の見出し(2021.03.11)
シノファームの価格が明らかに。2回投与で63ユーロ。現在、ハンガリー国内で使用されている5種類のワクチンのうち、飛びぬけて高い金額になっています。政府はこれまでシノファームとスプートニクVの値段や契約詳細は「秘匿義務」を理由に発表していませんでしたが方針転換。グヤーシュ首相府相は本日の定例記者会見で、価格を明らかにするとともに、24時間以内に全契約を公表すると約束しました。(スプートニクVは2回で19.9ドル)
今日の見出し(2021.03.10)
スィーヤールト―外務貿易相は東京を訪問中、茂木外務大臣とも会談。なお、8日に会合を持った「2社の幹部」は、東レの日覺 昭廣社長、セーレン株式会社の川田浩司取締役だったことが通信社MTIの報道で明らかに。社内で新型コロナワクチンの接種率を高めるため、何らかの計画をしているとした企業は36%でした。一方、社員の意思に任せるとしたのは51%。
今日の見出し(2021.03.09)
訪日中のスィーヤールト―外務貿易相は本日は、スズキ幹部や丸川珠代五輪担当相らと会談。なお、大臣は今週金曜に新型コロナワクチンを接種する予定。ワクチンの種類については、ハンガリー専門家らが承認したものであればどれでも構わない、としながらもあえて言うならスプートニクVとしました。(なお大臣は昨秋には感染済み)
今日の見出し(2021.03.08)
新規確認数は急に低下。検査陽性率も11.3% とここ数日よりかなり低めでした。しかしながら、入院患者数と人工呼吸器装着数は、急激に多くなっています。スィーヤールト―外務貿易相は、「第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)」出席のため現在日本を訪問中です。本日は、京都から東京へ移動し、農林水産大臣や企業2社トップと会談。
今日の見出し(2021.02.22)
国会は本日、コロナ非常事態宣言の90日延長法案を可決しました。5月22日までになります。ムッレール主席医務官は本日の政府コロナ対策本部記者会見で、国内のコロナ第3波の感染曲線は、「急激に上昇」段階に入っているという認識を示しました。その主要因は英国型変異株で、これまでに378人で確認。
今日の見出し(2021.02.19)
オルバーン首相は本日、「第3波に入ったことは明らか」、「現在、とても危険な瞬間にある」という認識を示しました。『第3波の拡大スピード』と『ワクチン接種者増加スピード』の競争であり、なるべく多くの人が接種するよう繰り返し求めました。ハンガリーにこれまで到着したワクチンは約147万回分。6割は西側製(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)、4割は東側製(ロシア・スプートニクV、シノファーム)
今日の見出し(2021.02.18)
ムッレール主席医務官は本日の対策本部記者会見で、国内のコロナ感染状況は「第3波に入った」という認識を示しました。欧州委がハンガリーNGO法で侵害手続き開始 ―政府が判決不履行のため。また難民申請に関しては侵害手続き第2段階に。
今日の見出し(2021.02.17)
ムッレール主席医務官は本日の対策本部記者会見で、(12月下旬から)減少し続けていた現在の感染者数が久しぶりに増加に転じたと指摘。こうしたことから、「今は制限措置解除の時期ではない」とはっきり発言。国民との協議は、今週月曜にも開始とされていましたが、遅れています。ドゥムトゥル次官(首相官房省)が本日、質問の概要を示したところ、外国人の入国条件についても聞くとのこと。