今日の見出し(2019.10.24)

与党が地方選挙で幾つかの重要地域で敗北したことを受け、政権の地方政府との関係や、開発事業への姿勢に変化が見られています。これまでは、競技場の建設などは、国が推す形で進んでいましたが、オルバーン首相は22日、国会で、地元住民が支持しないものは進める意味はないと発言。自治体は、何が必要で何がいらないかきちんと決めるべきと、少し苛立った様子を見せながら答弁しました。

今日の見出し(2019.10.22)

小野党「対話」は、ブダペスト市長にカラーチョニ氏が選ばれたことを受け、同氏の提案を国レベルでも反映していくよう、国会に法案を提出する方針。労働法典での条件付き残業時間400時間/年に関わる条項廃止など7項目。ハンガリー国防軍はトルコ製の軍用装甲車を購入する見込みですが、軍や国の関連会社が直接買い付けるのではなく、民間企業が輸入するようです。

今日の見出し(2019.10.21)

秋季国会が本日開始。オルバーン首相は、13日の地方選挙では与党が過半の支持を得たため、これまでの重要政策を続けると表明。演説中には、ハドハーズィ議員(無所属)が、プラカートをオルバーン首相の檀上前に掲げて妨害するシーンも。ドイツ与党CDU・CSUの議会会派副代表は20日、ハンガリーがEUの結束を乱してトルコのシリア北東部攻撃を支持してきたと強い不満を表明。

今日の見出し(2019.10.18)

オルバーン首相は、欧州委員候補にはヴァ―ルヘィEU大使のみを引き続き推す方針を明らかに。女性の候補提示はない模様。トルコ・エルドアン大統領お墨付きのマアリフ教育財団(Maarif Foundation)が、ブダペスト市に学校設置へ。カラーチョニ・ブダペスト新市長は、資産価値5億Ft超の住宅への課税提案について、既に条例の取りまとめ準備にかかっていると述べました。

今日の見出し(2019.10.17)

カラーチョニ新ブダペスト市長は、自転車で市庁舎に。エコな街づくりを掲げるカラーチョニ氏らしい初登庁となりました。初日は友好的なムードが漂っていたものの、カラーチョニ氏の数々の提案を巡っては、実現には様々な障害が立ちはだかるだろうというのが国内での見方。市民公園の再整備事業でも、事業会社は既に建設許可はすべて交付済みで市がストップする法的権限はないと一蹴。

今日の見出し(2019.10.16)

ブダペスト市長に明日、正式就任見込みのカラーチョニ氏が、Index.huによる1時間近くのインタビューで、数々の政策提言をしました。例として、次のようなテーマにつき語っています。

– 市民公園(英雄広場隣接)の再整備事業について(建設許可が未交付のものは計画ストップ)

– ブダペスト交通公社BKVで、14歳以下の運賃無料化について

今日の見出し(2019.10.15)

オルバーン首相は昨日から、テュルク評議会(Turkic Council)の首脳会合に出席するため、アゼルバイジャンの首都バクーを訪問。
トルコ・エルドアン大統領などと会談したほか、テュルク評議会各国との経済協力強化のため、輸出入銀行の信用枠設置も発表しました。マトルチ中銀総裁は、ハンガリーの「恥ずべき10項目」を発表。肥満問題については、砂糖へ課税すべきと提言しました。

今日の見出し(2019.10.14)

13日の統一地方選挙の主要結果
● ブダペスト市長選挙ではカラーチョニ・ゲルゲィ氏(44歳、ほぼ全野党推薦)が当選。9年間姿勢を担ったタルローシュ・イシュトヴァ―ン氏(与党推薦)は敗北。
● ブダペスト市23区長でも、野党は予想以上に善戦。
野党 ➞ 14区で勝利
与党 ➞ 9区で勝利(うち2区は無所属だが、事実上の与党推薦)

今日の見出し(2019.10.10)

トルコのシリア攻撃を非難するEUの共同声明の発表が、ハンガリーが草案を拒否したため遅れることに。EUでは、共同で非難声明などをする際、これまでにもハンガリーが拒否権を行使したことがあり、ルクセンブルグ外相などは不満を吐露。

これについて、グヤーシュ大臣は、戦争は反対だが、トルコが400万人の難民移民を帰還させようと措置を講じるならば、それは支持しなければならないとしました。

今日の見出し(2019.10.09)

オルバーン首相はミシュコルツ市の他、グッドゥルー市も訪問。いずれも、地元市民の集会などには参加していませんが、国と協力する与党候補に票を投じれば、多くの補助金や支援を与え、ともに発展させられる、というメッセージを発しました。オルバーン首相は明日10日は、「中道民主インターナショナル(CDI)」の会合出席のためイタリア・ローマを訪問。

今日の見出し(2019.10.08)

オルバーン首相はこれまで、地方選挙のために各地に応援などに駆け付けていなかったものの、本日はミシュコルツを訪問。アラクサイ市長候補(現職)とともにしている画像を自身のFacebookでアップしました。しかし、現地でシンパや住民と集会をすることもなかった模様。その後、近くのエゲルも訪問したとされています。

今日の見出し(2019.10.07)

ジュールのボルカイ市長(与党Fidesz)の、若い金髪女性とのセックスビデオが流出。今回のケースが他と違うのは、与党候補が対象であり、事実であるとすれば、内部告発の可能性が高いこと。さらに、単なるひとつの行為というだけではなく、地元で癒着が噂されてきた弁護士兼実業家と結託して汚いカネを多く手に入れ、そのカネで豪華ヨット旅行など豪遊、散財しているというのがメッセージの趣旨であること。