今日の見出し(2019.05.09)

全国裁判所庁(OBH)の活動内容を評価する評議会が、ハンド―OBH長官の解任要求手続きを開始。評議会はかねてからハンド―長官に批判的でしたが、解任要求手続きを開始するのは今回が初めて。ハンド―氏と欧州議員の夫は、オルバーン首相とは学生時代からの仲。
2019年版国内の富豪トップ100人(推定総資産ベース)では、オルバーン首相の長女の夫ティボルツ・イシュトヴァ―ン氏が32位で、初めてリスト入り。総資産は350億フォリント。トップ100の中では32歳と最年少でした。

今日の見出し(2019.05.08)

オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への取り下げを発表したことについて、ウェーバー氏自身は「ハンガリーは誤った方向に進んでいる」とコメント。欧州委員会は最新の四半期経済見通しで、ドイツとユーロ圏の本年の成長予想を引き下げる一方、ハンガリーについては従来の3.4%から3.7%に上方修正しました。ただし、政府の予想4%よりは低い水準。

今日の見出し(2019.05.07)

オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への支持取り下げを発表したことについて、EPP広報官は「過去にもあったこと」と動揺のそぶりを見せず。(2014年にEPP候補のユンケル現欧州委員長が選出された際も、Fideszは賛成しなかったため)
一方、EPPの主要メンバーであるドイツ与党CDUのクランプカレンバウアー党首は、オルバーン氏のここ数日の行動からすると、EPPから出るという明確なサインだ、とコメントしました。

今日の見出し(2019.05.06)

オルバーン首相は本日午後、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補マンフレード・ウェーバー氏(独)は支持しないと明言。新たな相応しい候補者を探すと述べました。オーストリアのハインツ・クリスティアン・シュトラッヘ副首相(右派自由党FPÖ党首)との会談後の共同記者会見で発言。
オルバーン首相は8日からルーマニアのハンガリー系政党RMDSZの招待で、ハンガリー系住民の多いトランシルバニア地方を周ります。今月下旬の欧州議会選挙前に支持固めを狙います。

今日の見出し(2019.05.03)

オルバーン首相は5月13日、トランプ米大統領の招待によりワシントンを実務訪問し、大統領と会談します。両者の会談は、トランプ氏就任以来、初めてになります。
オルバーン首相は昨日、イタリアのサルヴィーニ内相と会談。会談後の記者会見では、欧州議会選挙後にはEPP(欧州人民党グループ)は、より右側の勢力と協力すべきとし、例として同内相が率いる新勢力「人民と国家の欧州同盟 (EAPN)」を挙げました。

今日の見出し(2019.04.30)

イタリア・サルヴィーニ内相が2日ハンガリーを訪問します。午後早い時間に、ピンテール内相と会談、その後共同記者会見(16時頃開始予定)。
また、オルバーン首相には2日午後遅い時間に訪問する予定。「内相」招待による訪問ながらも、欧州議会選挙まで1か月を切るなか、選挙後、反移民勢力で結集するか、またどのような形で協力できるのかお互い探りあうことになりそうです。

今日の見出し(2019.4.26)

ヴィシェグラード4か国と日本の首脳会合が25日、スロバキア・ブラチスラで開催。しかし、オルバーン首相は中国での「一帯一路」国際会議への出席を優先させたため、V4+日本会合自体を欠席。その代わりヴァルガ財務相が出席しました。他の国は、首相が出席。
また、本日は、オルバーン首相の訪中に随行しているスィ―ヤールトー外務貿易相が、中国通信大手Huawei(ファーウェイ、華為)とセゲド大学と協力協定の締結を発表。

今日の見出し(2019.4.25)

オルバーン首相は、訪問先の中国・北京で李克強首相と会談。いかなる反対圧力が加わっても中国との関係は深め、同時に中国が進める「一帯一路」での協力も進めると再確認しました。
Audi Hungariaの労組AHFSZは、本年の賞与の計算方式を巡り、経営陣と対立している。協議は明日26日に行われ、妥結できなければ再ストライキに向けてストライキ委員会を結成する方向。

今日の見出し(2019.4.24)

オルバーン首相はカザフスタンを訪問し、トカエフ新大統領と会談。また、ナザルバエフ初代大統領にも表敬。「西と東の伝統的バランスの変化は、リスクではなく好機と捉えており、これを利用して東側の国々と連携を強化していく」と意欲を語りました。
また、安定した政権の重要性を強調し、カザフスタンを称えました。大統領交代でも、安定性はさらに強化されると発言。

今日の見出し(2019.4.23)

オルバーン首相は今週、カザフスタンと中国を訪問し、両国首脳らと会談します。一方、欧州議会選挙で、反移民の極右と言われる勢力の結集を図るイタリア・サルヴィーニ氏は5月2日にハンガリーを訪問します。
欧州統計局は本日発表したEU加盟各国の一般政府債務残高で、ハンガリーについては2つの留保点を指摘し、赤字額は公式発表分より上昇しうるとしました。
GKIによる「企業・消費者信頼感指数」(4月)では、2年ぶり最低、 +2.9に後退しました。企業部門が後退。

今日の見出し(2019.4.18)

EU域内でのいわゆる「食品品質ダブルスタンダード問題」で、欧州議会は17日、解決のための欧州委員会の案(The New Deal for Consumers) を賛成多数で可決しました。日系AGC Glass Hungary Kft.(旭硝子傘下、タタバーニャ市)が、新生産ラインの設置を開始。投資総額は40億Ft、生産能力は20%近く拡大します。量産は2020年下半期から。サイドウィンドウ生産用ですが、サンルーフなどにも対応可能に。

今日の見出し(2019.04.17)

流通大手Metro労働者らは本日12時から、国内の各店舗でストを開始。16時終了予定。先週金曜の警告ストライキに次ぐもの。
オルバーン首相の長女の夫ティボルツ氏らが支配する会社が、市内一等地の歴史的建物3軒を改修することに。一部はマリオットの高級ブランドホテルとして経営されます。
経済週刊誌HVGによると、屋外広告会社Mahirが同誌の新刊表紙の広告掲載契約を一方的に破棄。

今日の見出し(2019.04.16)

オルバーン首相は15日、セルビアでアナ・ブルナビッチ首相と会談。その後の共同記者会見で、可能な限り早期のセルビアのEU加盟を支持すると表明。ノートルダム寺院火災では、再建に向けて、ハンガリー国内の主要都市も支援を表明しています。セゲド市とセーケシュフェヘールヴァール市は1万ユーロずつ。デブレツェン市は3万ユーロ。