今日の見出し(2019.4.15)

野党議員らは本日午後、再び公共メディアMTVA本社に出向き、パップ社長との面会を要求。独立公正なメディアなど5点から成る嘆願書を渡すためだった。
しかし今回も社長とは会えず。そのため、5点要求の紙を建物の入り口や壁など複数の場所に貼り付け退散。要求には、MTVAトップ人選は、与野党両方が共同で行うことなどが含まれました。

今日の見出し(2019.04.12)

スロバキアのキスカ大統領は11日、他国の国歌斉唱を公の場で禁止する法案を国会に再審議のため差し戻しました。この法案は、同国ハンガリー系住民が、サッカーの試合でハンガリー国歌を斉唱するのを禁止に追い込もうとする措置として、ハンガリー政府も反発していました。流通大手Metro労働者らは本日、2時間の警告ストライキを実施。経営側の新提案は、あまりにも侮辱する内容と反発。

今日の見出し(2019.4.11)

検察は10日、仏Alstom幹部など4人を、ブダペストの地下鉄事業を獲得するため贈賄を行った容疑で、首都裁判所に起訴しました。
Alstomは、BKVに地下鉄2号線、4号線の車両を供給。検察によると、この入札を勝ち取るため、関係者に合計846万ユーロという多額のキックバックを支払いました。ハンガリー世帯間で富の格差が拡大しています。

今日の見出し(2019.4.10)

憲法裁判所は昨日、国会は「残業上限引き上げ法」を合法的に成立させたという判断を示しました。
ハンガリー政府は、クロアチアが建設するLNG(液化天然ガス)ターミナルの一部を取得する方針。2016年~2018年に、国外で生まれたハンガリー人の子どもは5.6万人近く。一方、国内での出生数は合計27.4万人。そのため、約6人に1人が外国で生まれている計算になることが明らかに。

今日の見出し(2019.04.09)

現政権のメディア政策の参謀とされるハボニ氏支配の会社が、新たなニュースサイトV4NAを立ち上げ。 ヴィシェグラード4か国(V4)に関して、またV4から発信します。テーマは政治経済、文化芸術ファッションスポーツと一般のニュースサイトと同様。IMFは本日、最新世界経済見通し(WEO)を発表。
日本や米国、欧州などの19年成長予測を下方修正する中、ハンガリーに関しては3.6%とし、前回10月時点の3.3%から上方修正。

今日の見出し(2019.04.08)

5月の欧州議会選挙に向けたキャンペーン期間が正式に開始。オルバーン首相は再び、移民受け入れを容認して、自分たちのキリスト教欧州を失うか否かを前面に打ち出しました。オペラ座が、黒人のみキャストと限定される演目に、白人ハンガリー人を起用。 なおかつオペラ座総支配人が役者らに対し、アフロアメリカンがルーツとする宣言書に署名するよう要請していたことが発覚し、国内では週末から騒ぎになっています

今日の見出し(2019.04.05)

スロバキア国会が、公の場での他国の国歌斉唱を禁止したことから、ハンガリー政府が反発。
CEU大学の米教育課程をブダペストに残す方法として、米スタンフォード大学が提携する方向。これまで、独ミュンヘン工科大学と米国の「トップクラスの大学」が協力するとだけされており、具体名が明らかになったのはこれが初めて。

今日の見出し(2019.04.03)

オルバーン首相は、5月上旬にルーマニア・トランシルバニア地方を訪問する予定です。下旬の欧州議会選挙に向けて。
政府は6月から、個人投資家向けの新たな国債を発行します。 
新たな国債発行で、小口の個人投資家にとっても国債を魅力的にします。一方で、国の観点からすると、国債の国内保有を高め、対外脆弱性を縮小するのが狙い。

今日の見出し(2019.04.02)

オルバーン首相は、非EU加盟の近隣諸国のハンガリー系住民すべてに手紙を送付します。5月下旬の欧州議会選挙でハンガリーの政党に投票できることを告知。実態としては、これにより、首相が率いる与党Fideszへの支持を得るのが狙いです。
「有権者全員」、「年金受給者全員」など、とにかく「全員」に手紙を自らの名前で送るのは、オルバーン政権の重要な一つの広報宣伝活動のツールとなっています。

今日の見出し(2019.04.01)

オルバーン首相が、先月末に実現見込みだったアンゴラ訪問を中止したのは、同国大統領が拒否したため、とポルトガルの新聞が報道。アジアやアフリカからの移民を欧州の脅威と見なし、ゼノフォビアのオルバーン氏と一緒に並んでいるところを見られたくないとの理由。
鉄鋼・自動車労組連合Vasasは、Magyar Suzukiが引き続き同社工場員らが設立した労働組合の存在を認めていないことに、強い不満を示しました。

今日の見出し(2019.3.27)

与党は、国会議員の公共建物内への入館権利を縮小する見込みです。
フォリントは昨日以来、低下を続け、2か月ぶり安値となっています。市場では既に1ユーロ=320Ft台で取引されています。
ハンガリー国立銀行のマトルチ総裁が昨日、金融政策委員会会合の後、オーバーナイト預金金利引き上げは単発的な措置で、金融引き締めサイクルに転換したわけではないとしたことから。