TAG ハンガリーコロナ

今日の見出し(2020.10.29)

マスク着用ルールが強化されます。政府コロナ対策本部が、本日の記者会見で発表。11月2日(月)からは、レストラン、バーなどでも着用義務化。飲食の時のみ外して良いことになります。政府は、これまでのところハンガリーの防疫体制はうまくいっているとの見解。人口あたりの累積感染数も死者数もEU平均以下と強調しています。しかし、ここ数週間はそうではありません。

今日の見出し(2020.10.27)

新規確認数は、前週から1.5倍のスピードで増加しており、過去7日間の平均は2126人/日と、初めて2000人を超えました。死者数も本日は63人と過去最多に。国内では次から次へと、政治家や著名人の感染や、社会保障施設での集団感染が報じられています。ヴァルガ大臣は、本年の経済成長率見通しをマイナス6.4%に下方修正したことを明らかにしました。故ブッシュ大統領の銅像が完成。

今日の見出し(2020.10.26)

演劇映画大学のデモには少なくとも数千人が参加。EU、ハンガリーに5.04億ユーロ融資を承認(雇用維持SUREプログラム)。 鎖橋改修工事で、トランパレンシー・インターナショナルが監視役に。コロナ新規確認数が、週末に急増。ムッレール主席医務官も本日の政府コロナ対策本部の記者会見で、「劇的な状況。残念だがハンガリーも、コロナ第2波の急増段階にある」と。

今日の見出し(2020.10.22)

政府は、欧州の中でハンガリーの感染状況は、「中程度」であり、防疫はうまくいっているというスタンス。グヤーシュ首相府相によると、病院の空ベッドの割合は現在、47%で、通常の手術を延期する必要もないとのこと。政府、家庭医制度を22年末までに改革方針。政府はUAEの国連安保理・非常任理事国立候補を支持。

今日の見出し(2020.10.08)

コロナ死者数は3日連続で20人以上。検査陽性率は8.13%と増加していないものの、入院患者数、呼吸器装着者数が急増。医師の給与大幅引き上げ法、医師会側の喜びは長くは続かず。大幅引き上げとセット(引き換えに)、医師の雇用の枠組みや条件も大きく変更されるため。ブダペスト市長は、コロナ禍からの回復のため、市内操業の大企業に対して、地方事業税の0.5%引き上げを検討しています。

今日の見出し(2020.10.07)

コロナ死者数は24人と過去最高を更新。下水調査・第40週(9月28日~10月4日)では、ウィルスの量は前週と比較して全国で「変化なし」。ハンガリー製薬大手Richter Gedeonは、抗ウイルス薬「レムデシビル」の製造。CEU、ウィーンキャンパスは残すと表明。ヴァルガ司法相は欧州司法裁判所判決に不満を示しながらも従うとコメント。

今日の見出し(2020.10.06)

死者数は20人と過去最高に。新規確認は818人でしたが、検査は6000件以下と少なめ。検査陽性率は14.35%でした。欧州司法裁判所が “Lex CEU” はEU法違反と判決。ハンガリー政府はこれにより、ソロス氏設立のCEU(中欧大学)がブダペストで運営できなくなる条件を課し、ブダペストから追い出すことを狙いました。国会は本日、医師給与の大幅引き上げに関する法案を全会一致で可決。

今日の見出し(2020.10.02)

新規陽性確認者数は1300人を超え、最高記録を更新。ムッレール主席医務官は、過去10日程度、新規が1000人以下で良い傾向という見方を示していましたが、一気に増加しました。オルバーン首相は、EU復興基金と法の支配の紐づけに改めて反対を表明。昨日のEU首脳会合開催前に、代替案として、欧州機関(欧州議会や欧州委員会のことを指したと考えられる)の関与外で、加盟各国で基金を設立しうると述べました。

今日の見出し(2020.09.30)

ECDC (欧州疾病予防管理センター) は29日、コロナ感染状況でハンガリーなど4か国を新たに「赤」の国にしました。政府公式TwitterアカウントAbout Hungaryが本日11時半頃、短時間凍結に。欧州委の年次報告では、ハンガリーについては、予想通り、4つの分野――①司法制度、②反腐敗の枠組み、③メディアの多様性と自由、④チェックアンドバランス機能――のすべてで懸念を表明。

今日の見出し(2020.09.29)

ムッレール主席医務官は、本日の政府コロナ対策本部での記者会見で、感染拡大率が鈍化しているようだと歓迎。もっとも、国内の一部のメディアは、検査数がこの2日は7000人台と1万を割っており、簡単には結論付けられないと懐疑的。ハンガリー政府は、ポーランド政府とともに、EU各国の法の支配状況を調査分析する比較法学研究所を設立します。「リベラル派イデオロギーの意見による抑圧」に対抗するためと説明。

今日の見出し(2020.09.28)

10月1日からの学校登校時の検温義務では、「平熱」は37.8度未満。それ以上の場合は帰宅が義務になります。オルバーン首相は、トランプ氏が再選されると見ていると表明。ヴァルガ財務相が、コロナ経済対策本部による追加提案を発表。企業の将来の投資のための開発準備金の上限撤廃(現在は100億Ft)や、PCR検査の非課税化などが含まれます。

今日の見出し(2020.09.17)

新型コロナウィルスの死者数は9人と、一桁ながらも増加傾向を示しています。ブダペスト市内の3つの病院では、患者が集中し、キャパシティーオーバーに。外部から人員派遣を求めています。コマーロム市とスロバキア対岸のコマルノ市を結ぶ橋が完成。信用保険会社によると、企業倒産数は来年増加の見込み、経済の回復は2022年と予想。

今日の見出し(2020.09.16)

下水調査の先週の結果を詳しく掲載しました。増加傾向にある都市には、セーケシュフェヘールヴァール市、シャルゴータルヤーン市、タタバーニャ市が加わり、前週よりも増えています。菅首相の誕生を受け、オルバーン首相は本日、祝辞を送りました。日本の首相がハンガリーを30年ぶりに訪問することを願うとし、ブダペストへの公式訪問に招待しました。

今日の見出し(2020.09.14)

オルバーン首相は12日夜、国営テレビ局M1の臨時インタビューで、学校登校禁止や外出制限など厳しい措置を取る方針はないことを改めて強調。第2波のコロナ対策は、高齢者などリスクグループを守りつつ、国の活動を止めないことが目標としました。
スィーヤールト―外務貿易相は明日、米ワシントン・ホワイトハウスで行われるイスラエルとUAEおよびバーレーンの国交正常化の合意文書の調印式に参列します。