ハンガリーのコロナ防疫は、本日から「第2段階」へ。地方では制限措置の緩和が開始になりました。オルバーン首相は、コロナとの第1の戦いは勝利したと評価。しかし同時に、10月か11月に第2波に襲われる恐れがあると警告しました。経済では、4月の新車販売(乗用車)が前年比約50%減。ハンガリー商工会議所のパッラグ会頭は、本年の成長率はマイナス10%以上もありうるという見方を示しました。
TAG ハンガリー外出制限
今日の見出し(2020.04.30)
5月4日から、地方ではコロナ制限措置の緩和が開始に。ブダペストおよびペシュト県全域では外出制限は継続。8月15日まで500人超の集会は禁止となったため、中欧最大の野外音楽祭シゲト(Sziget)などは中止に。
今日の見出し(2020.04.29)
外出制限はブダペスト市では継続。地方は緩和。マスクは全国的に着用義務。オルバーン首相が19時半過ぎに発表しました。センメルヴェイス医科大学のメルケィ学長によると、ハンガリー国内の一般市民のコロナ感染率は低い模様。しかし一方で、集団免疫の獲得にはなっていないとしました。デンソーハンガリー子会社は労働時間短縮、給与削減。S&Pはハンガリー格付け見通しを「安定的」に引き下げ。
今日の見出し(2020.04.20)
政府コロナ対策本部によると、ハンガリー国内の新型コロナウィルス感染は5月3日にピークに達する見込み。オルバーン首相は、早ければその時に制限措置の段階的緩和計画について話せるだろうと述べました。経済関連では、政府は「コロナ非常時」に雇用を守るなどの理由で「特別経済ゾーン」を設置すると決定。ゾーン内の公道など管理責任は、地元自治体から県に移ることに。その一方で、地方税は、県が得ることになります。
今日の見出し(2020.04.17)
ブダペスト市は、公共交通機関BKV利用の際、マスクもしくはスカーフなど鼻口を覆うものの着用義務付けを決定。4月27日から。カラーチョニ市長が本日夕方、発表しました。オルバーン首相は今朝、定例ラジオインタビューで、あと数日で、感染の第3段階であるマス感染へ移行するだろうとしました。欧州議会が、ハンガリー、ポーランド批判入りの決議案を採択。
今日の見出し(2020.04.16)
政府は、外出制限を18日から1週間再延長する旨決定。カーシュレル人材相は先週、爆発的感染に備え、各病院のベッドの60%を空けることを指示。ヴァルガ財務相が経済対策のうち、税制に関する措置について改めて発表。JP Morganは、ハンガリー経済について本年はマイナス6.3%を予想。また、2021年初には1ユーロ=400Ftまで低下しうるとしました。