与党Fideszは29日に党大会を開き、党首、副党首らを選出します。オルバーン首相は2003年以来、再選を続けています。野党らが提案した臨時本会議は、与党Fidesz、KDNP議員が欠席したため定足数に達せず無効に。気候変動問題がテーマでした。現在、セルビアやウクライナなどEU非加盟国からの「ゲストワーカー」が増加中と言われていますが、公式な数は不明なまま。
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先週の見出し(2019.08.26-09.01)
10月13日の地方選挙を念頭に置いた活発化しています。与党Fideszは、野党民主連合DKが国境フェンス撤去し移民流入を計画しているとする「告知キャンペーン」を今週から開始すると発表。国民は知る必要がある、と強調しました。経済では、先週はフォリントがさらに低下。1ユーロ=330Ftの史上最安値更新後、市場一部では335Ft台もありうるとしています。
今日の見出し(2019.3.21)
欧州議会「欧州人民党グループ(EPP)」によるFideszの資格停止に関しては、オルバーン首相は「自らが一方的に権利行使を停止した」と主張。
EPP会派代表のウェーバー氏(EPPの欧州委員長候補)は、ほぼすべてのメンバーが支持したことから評価しましたが、双方がメンツを保つための玉虫色の決着であることは否めず。EPP外からは、欧州の理念より、5月に迫る欧州議会選挙での議席獲得数を優先させたと批判が出ています。
今日の見出し(2019.3.08)
オルバーン首相は、欧州議会会派EPP(欧州人民党グループ)一部からFidesz排除要求が高まっていることについて、残留か離脱か決めるのはFidesz自身で、多くのオプションがあると発言。EPP外に出るとすれば、まずはポーランド「法と正義」のカチンスキ党首と協議すると述べました。国営ラジオ局Kossuthによる隔週インタビュー番組で。
今日の見出し(2019.3.06)
ウェーバー氏(欧州議会最大会派EPPからの欧州委員長候補)は、Fideszに対し、EPPに残るならば次の3点が必要としました。
1. 現在の反ブリュッセルキャンペーンの即時中止
2. EPPメンバーへの謝罪
3. CEU問題の解決
経済では、Hankook経営陣が一方的に2019年の13.6%賃上げを発表。労組と合意したわけではありません。
今日の見出し(2019.3.05)
欧州議会最大会派EPP(欧州人民党グループ)では、ハンガリー与党Fideszの排除/資格停止を正式提案、提案を支持は本日13政党に。
英高級経済紙The Financial Timesも本日、これについて取り上げています。オルバーン首相については、「これまで、リベラル民主主義に対抗し、自らを批判する者らを不意打ちし前進、しかし批判が大きくなれば半歩下がって譲歩する」という彼が言うところの「クジャクのダンス」という名の政治的な芸術フォームを築き上げてきたが、今回は行き過ぎたかもしれないと言及。
今日の見出し(2019.3.04)
オルバーン首相は、欧州議会最大会派EPP(欧州人民党グループ)から、Fideszを排除しようとするのは、ライバルに利をもたらす「役に立つ馬鹿」と発言。ドイツの新聞によるインタビューで。
その間、Fideszを排除しようとするEPPメンバーは増えて、10政党に。3月20日のEPP首脳会議で議題にする可能性が増大しています。