2018年4月

今日の見出し(2018.04.27)

オルバーン首相は本日、第4次内閣名簿を発表。昨日の報道と顔ぶれと変わらないものの、いくつか新たになったことも。1つは国家経済省が財務省に。もう1つは国家開発省はなくなり、「革新技術省」が創設されます。経済では、就労者数(1-3月)は443万人。失業率は3.9%。

今日の見出し(2018.04.26)

第4次オルバーン内閣で留任するのは、外相、首相官房相、司法相、内務相、国家経済相の見込み。 国会議長には、与党はクヴェール氏の再任を推薦する。経済では、国防軍がSuzuki Vitaraを300台調達。日本などはハンガリー豚肉輸入を一時停止措置に。

今日の見出し(2018.04.25)

オルバーン第4次内閣の顔ぶれは5月3日に明らかになる予定ですが、既に何人かは留任する・しないが確定。次期内閣の政策の柱の1つ、人口増加計画の作業文書を経済週刊誌HVGが入手。EU関連ではハンガリーに不利な出来事が続きます。

今日の見出し(2018.04.24)

オルバーン第4次内閣の顔ぶれは5月3日に明らかになる見込み。
 野党間では右Jobbikと左派リベラル系全党で、国会設立前に一堂に会してどう協力できるか調整する動きになっています。 経済絡みでは、エジプトの超高額事業で、ハンガリー重工メーカーGanzが受注しながらも契約に至れなかった理由が報道されました。日系タイヤメーカーBridgestoneが30億Ftを投じた新倉庫の建設を発表。

今日の見出し(2018.04.23)

オルバーン首相と緊密なメーサーロシュ氏が村長を辞任し、企業活動に専念すると表明。21日の反政府デモ「我々こそが多数派!」は参加者数万人規模。欧州委は、次期中期予算でEU補助金配分方法を大幅に見直す見込み。オープンソサエティ財団は、ブダペスト事務所からの移転は未決定。「ストップ・ソロス法案」行方見極めてからとした。

今日の見出し(2018.04.20)

オルバーン首相は、次期内閣についてラーザール首相府相は残留せず、ヴァルガ国家経済相は予算担当、経済閣僚のトップとして続投すると発言。また首相府省はよりパワフルなものになりそうです。「ソロス傭兵リスト」については、事実上、もっと明らかにするよう奨励。一方、ソロス氏のオープンソサエティ財団が、ブダペスト事務所を閉鎖しベルリンに移転すると昨晩報じられました。

今日の見出し(2018.04.19)

「ソロスの傭兵リスト」を巡っては、国連人権理事会、ハンガリー科学アカデミーも批判。対して、スィーヤールトー外相は、政府は「関係ない」という姿勢で、介入することはない方針を示しました。第4次オルバーン政権の政策予想を週刊誌フィゲルーが掲載。10年で所得倍増計画、3人めの子供出産の場合は住宅ローンや学生ローンの残高削減や棒引きなど。在北京EU各国大使らが「一帯一路」批判の報告書を作成。ハンガリー大使のみ署名せず。

今日の見出し(2018.04.18)

野党らは、総選挙の結果一部についてやり直し、もしくは再集計を国家選挙委員会(NVB)に申し立て。
総選挙後には、敗北した野党らが揺れています。「政治の新しい形(LMP)」は内部の揺れが収まらず、執行部過半が辞任。一方Jobbikも今後、もともとの極右路線に戻るかが注目されます。社会党・対話は、国会で共同で統一会派をつくると発表。

今日の見出し(2018.04.17)

総選挙後初の国会本会議は5月8日に開かれることに。またアーデル大統領は、オルバーン現首相に対して政府発足のための協議を開始するよう要請しました。一方、「ソロスの傭兵リスト」ではELTE大学教員らが抗議文書を発表。 経済ではSuzukiブランドの好調な売れ行きをnapi.huが報道。

今日の見出し(2018.04.16)

土曜夕方の反政府デモ「我々こそが多数派!」は、かなりの規模に。参加者については数千という保守的な見積もりから主催者側の10万までかなりの幅があります。21日に再びデモ開催が決定。
政権寄りメディアでは総じて小さな扱いでした。またロガーン官房長官は、「ソロス一味が資金援助して組織した、草の根ではない」とコメント。

今日の見出し(2018.04.13)

明日14日の反政府デモ行進はかなりの規模になる見込み。政権寄り週刊誌が掲載した「ソロスの傭兵リスト」にCEU大学、NGO、野党らが反発。政府はLIBE報告書案を「政治的魔女狩り」と非難。

今日の見出し(2018.04.12)

欧州議会のLIBE委員会では、対ハンガリー制裁発動プロセスを進めるよう勧告する報告書が提出され、本日から審議開始。予想通り。国内では、選挙後の国会の初召集は5月7日に。内閣発足はその数週間後の見込み。一方、政権寄り週刊誌が、「ソロスの傭兵」リストを掲載。200人程度の実名が記されています。

今日の見出し(2018.04.11)

選挙結果について、いくつかの投票所では無効票が不可解なほどに多いケースあり。不正を疑う報道が出ています。そのため、野党らは一部のリカウントなどを要求。もっとも、各党の獲得議席数自体を覆すほどのものではないと見られています。反政権的な日刊紙Magyar Nemzet(マジャル・ネムゼト)は、本日が最後の発刊。

今日の見出し(2018.04.10)

オルバーン首相は、移民流入阻止や国家主権の維持で国民から負託されたと表明。一方、極右ヨッビクのヴォナ党首は党首辞任に加え国会議員も辞退。反政権のスタンスだった日刊紙マジャル・ネムゼトのオーナーは、11日付で廃刊決定。しかし思わぬ人物から買収提案。