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新型コロナウィルスの感染確認累計（11日）は3,284人 (8日比106人増)。死者は421人（29人増）、回復は958人（93人増）。
現在の感染者数は1,905人（16人減）。
政府対策本部は本日の記者会見で、国内のこれまでのコロナ防疫は増加速度の抑制に成功し、うまくいったと評価。
地方では、国内外に有名な温泉湖ヘーヴィーズが9日に再オープン。屋外の湖のみで、一度に入場できるのは750人まで、ロッカーも5つに1つを使用するだけにするなど衛生対策も徹底しました。
一方ブダペスト市でもほぼ1か月ぶりにマルギット島、オーブダ島などが立ち入り可能に。多くの人が訪れたものの、混雑や混乱は特になかった模様。ノルマファ（12区、ヤーノシュ山のあるところ）は引き続き閉鎖。
対策本部によると、政府は今週水曜の閣議で、ブダペスト市とペシュト県で緩和措置を導入するかどうかについて協議します。
ハンガリーのコロナ対応法（日数制限のない非常事態宣言下で、政府が国会のチェックなく政令を発布したり一部の法律を停止できる）に関して、欧州委員会のヨウロバー副委員長（チェコ出身）も懸念を表明。ハンガリー政府は、同副委員長はこれまで「問題ない」と認識を示したとしており、それを盾に国外からの批判に対して反論、謝罪を要求していました。政府高官は副委員長が発言を修正したのはリベラル派によるプレッシャーのためだと不満を示しました。
Opelのエンジン工場も、13日からの再稼働を発表。
自動車燃料は水曜に再び値上がりです。卸売価格でガソリン（95オクタン）は8フォリント、軽油は4フォリント上昇します。
その結果、給油所での小売価格（平均）は以下になります。
-ガソリン 310～312 Ft
-軽油 327～330 Ft
ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。
＝コロナ関連＝
・感染状況（11日）
・感染状況の推移（グラフ）
・1日あたりの新規感染、回復、死亡数
・ブダペスト・ペシュト県と地方の比較
＝コロナ関連情報＝
・公衆衛生当局トップ：「これまでの防疫は成功」
＝内政・外交＝
・欧州副委員長「ハンガリー注視」 政府は反発「リベラルらのプレッシャーで」
・スィーヤールト―外相、北欧5か国大使を本省に召喚 「偽ニュース流している」
・グドゥ市長、憲法裁判所に提訴へ
＝経済・金融・産業＝
・オルバーン首相：2021年度予算も目標は同じ 雇用創出や経済再生
・外相：338社が投資方針 政府は援助予算の倍増を検討
・国立銀行、引き続き楽観的 成長率2～3％見込む
・Opelエンジン工場、13日に生産再開
＝経済指標＝
・消費者信頼感指数（5月） 急降下からやや回復
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