オルバーン首相は本日は、Ludovika（ルドヴィカ）防衛大学の学舎（ブダペスト市）の完工式出席の様子をFacebookに公開。
「ブダペストは今日、世界で最も安全な都市の1つ。ここは暮らしやすく、育児もしやすい。また家族が安心して安全に暮らせるのは良いことだ。こうしたことは、移民の多い国の都市ではもう叶わないこと。ブダペスト市民は4月8日にこうしたことを（維持したいか、したくないかで）投票することになる」としました。
また、ヴァイスロー（バラニャ県）での地方遊説の動画、長期失業者を対象した臨時雇用プログラム参加者が厨房でニンジンを切っているところを訪問した動画も公開。こうした人々が、社会保障に頼るのではなく、労働を選んだことに大きなリスペクトを示したい、としました。
左派リベラル系野党陣営では、引き続き小選挙区での候補者調整が続きます。昨日は、ホードメズーヴァ―シャ―ルヘィ市の新市長らが、どの野党候補者が各小選挙区で勝算が高いか一目でわかるリストをウェブサイトで公開。106の選挙区のうち、53区で野党が勝ちうる、としました。
引き続き、与党Fidesz・KDNPの3期連続勝利の可能性が最も高いものの、投票率が70％を超え、政権交代を望む有権者が支持政党に固執せずに勝算の高い野党候補者に投票すれば、野党側勝利の可能性もありうると期待が膨らみます。一方で、与党側の3分の2の議席獲得の可能性もまだ残されています。
本日は、各世論調査会社による最新調査結果の比較を掲載しました。添付文書をご覧ください。(→ご契約者様のみのサービスです）
本日の配信
＝内政・外交＝
・各世論調査会社 最新結果の比較
-勝算高い候補者リストの公表
-政権交代希望の有権者も候補者一本化期待
-与党勝利を予測する有権者は47％
＝経済・金融・産業＝
・3月新車販売台数、1.3万台弱 前年比28.5％増 Suzukiがトップ
・財政赤字（17年）はGDP比2.0％ 累積債務は同73.6％
・東レ、炭素繊維新工場を建設
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