今日の見出し(2018.05.30)

政府が昨日、国会に提出した「ストップ・ソロス」包括法案について、UNHCRは深刻な懸念を表明し、取り下げを要請。

それに対して、外務省は直ちに反論の声明を発表しました。「移民は人権ではなく国家の安全保障問題、ハンガリーの安全が第一」という立場。またUNHCRに対しても、繰り返しハンガリー政府を攻撃していると非難しました。

Jobbikが引き続き揺れています。全国執行部は、党内での派閥形成に賛同した国会議員を国会会派からの除名に次いで、議員資格はく奪を決定

本日の配信 

=内政・外交=
・UNHCR、ストップ・ソロス法案の取り下げ要請
・外務省は直ちに反論
・首相、タルロ―シュ市長の再出馬に意欲的?
・Jobbik、党内派閥を支持したドゥーロー議員を会派除名  議員は辞職を表明

=経済・金融・産業=
・欧州委提案: 次期中期予算のハンガリーへの補助金は20%減
・OECD、ハンガリー成長率見通しを大幅上方修正、4.4%へ
・政府に近いエネルギー会社MET、ルーマニア電力会社買収

=経済指標=
・人口動態(1-3月期)  出生数低下
・固定資本投資 1-3月期 14%増  伸び率は鈍化  通年では増大

=小話交差点=
■ 5区、ビアバイク、セグウェイなど歩行者専用区域で禁止

ブダペスト市5区区議会は29日、歩道、歩行者専用道路や区域でのビアバイク、セグウェイなどの通行を禁止とする旨決定しました。6月半ばから施行。

その他、人力車、電気自転車なども禁止されます。

5区は国会議事堂、イシュトヴァ―ン大聖堂、ヴァ―ツィ通りなど観光スポットがたくさんあり、近年は観光客をターゲットにしたセグウェイなどが大幅に増加。市民らからは歩行が危険になると、多くの苦情が寄せられていました。

違反した場合は、最高5万フォリントの罰金が科されます。

市内の路上駐車料金、値上がり  時間延長も
ブダペスト市議会は本日、主に以下について決定しました。

【路上駐車】
・5区の駐車料金は、ほとんどの場所で525Ft/時間に値上がり

・2区、12区の一部で、現在平日18時まで有料の路上駐車区域を20時までに延長

・14区(ズグロー地域)、11区(ウーィブダ地域)の多くで有料化以上は7月半ばから施行

【その他】
・2区セーナ広場(セールカールマン広場隣接、モールMammut前)の再整備 ―来年6月から

・5区ヴルシュマルティ広場の再整備 ―本年9月から

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