今日の見出し(2019.1.24)

欧州委員会は本日、「ストップ・ソロス法」について、侵害手続きの第2段階にあたる「熟慮された意見書」を送付したと発表。第2段階への移行は予想通り。

この法律では、「不法流入」を組織したり促進するような行為は、刑法上の犯罪とされます。そのことから、NGOらが難民庇護申請者を支援することが著しく困難に。

Audi Hungariaの労組が本日朝6時から開始したストライキは、現在も続いています。そのため、エンジン、乗用車生産は全面ストップしたまま。このようなストは、Audiハンガリー子会社の1994年の操業開始以来、初めてのこと。

その後、労使間で歩み寄りが見られたというニュースは15時半現在、入ってきていません。

本日午前に配信した号外に続き、労組側の要求を表にまとめました。
(基本給以外でも永年勤続手当の引き上げ、20周年賞与手当システム導入などを求めています。)

政府はAudiのストに介入しない方針。ただし、グヤーシュ首相府大臣は、ハンガリー人労働者の賃金がなるべく上がることが好ましいとコメント。

本日の配信 

=内政・外交=
・ 欧州委、「ストップ・ソロス法」で侵害手続き第2段階へ
・ 政府: 欧州議会でのハンガリーに関する討議には加わらない
・ ブダペスト市、400時間残業は拒否せず

=経済・金融・産業=
・ Audi労組スト、膠着状態続く
・ Audiスト、政府は介入せず
・ Opelハンガリー子会社、新エンジンの生産開始へ
・ 政府、スーパー銀行設立方針? MKB、Budapest Bank、信用金庫で合併検討
・ ディスカウントスーパーPennyMarket、10%賃上げ

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