今日の見出し(2019.05.27)

欧州議会選挙が26日(日)実施されます。オルバーン首相はキリスト教文化の欧州を移民から守ること、家族を守ること、EU統合深化より各国の権限強化などを掲げ、有権者の支持を仰いできました。

欧州議会選は通常、国政選挙と比較し関心は低く、今回、どれだけの投票率になるかも注目点の一つ。過去の投票率は、年々下がっています。

欧州議会選挙の投票率
2004年: 38.50%
2009年: 36.31%
2014年: 28.92%

前回2014年選挙での与党Fidesz・KDNPの得票率は51.14%。オルバーン首相は、今回は60%を狙っているともされます。Index.huは、投票率が低ければ、不可能なことではないとしています。

野党陣営は、本年秋の地方選挙に向けては候補者の一本化などで協力を図っていますが、欧州議会選挙ではそれぞれ単独で候補者リストを作成。(社会党と対話のみ例外) そのため、与党に対抗、というより、少ないパイを野党間で争うような形になります。

デブレツェン市は本日、BMWの工場予定地となる市の「北西経済ゾーン」400ヘクタールの土地の取得を完了したと発表。150人の地主から取得。次の段階はインフラ整備で、そのために追加で土地取得が必要。

Audi Hungariaは、スポーツタイプTTモデルの生産を数年で終了することになります。

Opel エンジン工場は、PSAグループに買収されて以来、生産が著しく減少。2018年の生産は31.3万基と、前年から35.6%減少。ただし現在、新たなPSA向けエンジン(1.2リットル「ピュアテック」)の年内量産開始に向けての準備が進んでいます。

本日の配信 

=内政・外交=
・ ハンガリー人が最も近いと感じる国はポーランド

=経済・金融・産業=

・ デブレツェン市、BMW工場用地を全地主から取得 次はインフラ整備
・ Audiハンガリー、TTモデルの生産は段階的に終了
・ Opelハンガリー子会社、18年のエンジン生産量は31.3万基 前年比35.6%減
・ 通信大手Vodafone、ブダペストで 5G基地局設置
・ ハンガリー資本スーパーCoop、国の支援要請 過疎村で経営困難

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