今日の見出し(2019.06.14)

オルバーン首相によると、 V4首脳らは、昨日のブダペストでの非公式臨時会合で、次期欧州委員長候補の「ポジティブリスト」と「ネガティブリスト」を作成。

本日の国営ラジオ定例インタビューでは、EPP(欧州人民党グループ)の賢人会議についても言及。いったいハンガリーの何を調査しなければならないのか理解に苦しむと苛立ちを示しました。「ここに来て、まるで馬の買い付けのように、我々の歯を見るようなことは受け入れられない。我々は、一国家なのである」と述べました。

オルバーン首相はまた、ドナウ川船衝突事故に関して、落ち着いたら、慰霊碑の設置について、韓国側と話し合っていくことも明らかにしました。

同事故では、引き続き3人の行方がわかっていません。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相: 次期欧州委員長候補、V4で「ポジティブリスト」と「ネガティブリスト」
ドナウ川船衝突事故では、慰霊碑考える

・外相: ハンガリー兵士墓地を冒涜したルーマニア人は罰せられるべき
・政府、EU全域でのキリスト教尊重、各国主権確保を目指す 移民は各国判断に

=経済・金融・産業=
・外相: EU域内での税制標準化には断固反対
・ハンガリーとセルビア、ガス管建設協力合意書を締結
・OTP銀、スロベニア国有主要銀行買収狙う 1300億Ft

=経済指標=
・建設統計 (4月) 完成工事高、前年比40.1%増

=小話交差点=

7月1日より、小包料金値上がり
郵便公社Magyar Postaは7月1日より、国内外の小包料金を引きあげると発表しました。EU域外向けEMSは平均6.4%引き上げに。

値上げの例:
● MPL Postacsomag(個人向け) →例として2kgまでなら5.1%値上がり(1550Ft → 1630Ftに)
● MPL Üzleti Csomag(法人向け) →同6.5%値上がり(1790Ft → 1860Ftに)
● EMS →平均6.4%値上がり(EU域内ならば変更なし)
● 普通国際小包 →平均1.5%値上がり(EU域内ならば変更なし)
詳細は、Posta.huをご覧ください。

動物園でカメに石を投げつけ殺す
警察、監視カメラに映った女の写真を公開

警察は14日、ブダペスト市営動物園でヘルマンリクガメ(Görög teknős)に敷石を投げつけ虐待したと見られる女の写真を公開し、情報を呼び掛けています。
事件は12日午後発生。飼育係が閉園前に、瀕死の重傷を負っているカメを発見。甲羅は完全に割れ、内臓も激しく損傷。園側は手の施しようがないと判断し、やむを得ず安楽死させました。

その後、監視カメラを確認したところ、2人のうち1人が、柵から手を入れてカメを取り出したところが映っていました。しかし、カメが女の手に糞をしたようとのこと(こうした行動は、珍しくない)。

その後、女は敷石(石畳など、舗装の際使うような石のブロック)をカメに投げつけました。

警察によると、画像とともに、年齢は20-25歳、やせ型、茶色の長い髪、などの情報も発表。

ヘルマンリクガメは、保護対象動物。こうした動物の虐待は刑法上の罪に問われ、3年以下の懲役が課されます。

更新情報:女はハンガリー語を喋っていたことが確認され、外国人観光客ではないと見られています。またいっしょにいたのは男性。
また、警察は、投げつけた敷石を発見し、押収しました。

虐待されたカメは8歳のオス。カメは70-80年生きるので、若い年齢だったとのこと。
(Index.hu)

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