今日の見出し（2019.09.10）

フォンデアライエン次期欧州委員長は、新欧州委員会の人事案を発表。ハンガリーの候補・トロ―チャー二前司法相には、欧州近隣政策・拡大交渉担当が配分されました。オルバーン首相にとっては希望が叶った形で、朗報に。

10月13日の統一地方選挙での、22の地方都市（人口4万人以上）の候補者をまとめました。これらの都市でも、2つの市を除き、左派野党とJobbikは候補者一本化で合意。

パクシュ原子力発電所の新原子炉建設事業（Paks2）の制御システムの入札が無効に。無効になった。残っていた2つの西側の企業が、必要書類を提出しなかったという理由で失格となったため。調査報道Direkt36.huが報じました。

スウェーデン家電 Electroluxは、ヤースベレーニ工場では生産の外部委託を決定。その結果、800人を解雇。一方で二―レジハーザ工場では、自動化・デジタル化などのため1億ユーロを追加投資すると発表。

ハンガリー国立銀行のマトルチ総裁が、ヴァルガ財務相を痛烈に批判。「ハンガリー経済の黄金時代」は終末期にあるのでなく、これから始まるとしました。

また、財相が為替の安定の重要性に言及したことについても、嫌みを散りばめて反撃。中銀は法律上、ターゲットとして持っているのはインフレだけであり、フォリント相場はもちろんのこと、株価も、ガソリンも、リンゴやナシの価格にも目標はないとしました。

＝内政・外交＝
・トローチャー二氏、新欧州委員会では拡大交渉担当に　予想外
・地方選挙: 主要都市の候補者顔ぶれ

＝経済・金融・産業＝

・パクシュ原発拡張事業、制御システムの入札、無効に
・「ハンガリー黄金時代」はこれから始まり　－マトルチ総裁、ヴァルガ財務相を激しく批判
・家電 Electrolux、ハンガリーで800人解雇
・ヴァルガ財務相、　中国工商銀行副会長と会談　ブダペスト支店開設も

＝経済指標＝
・消費者物価指数　（8月）　+3.1％に鈍化

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