今日の見出し(2020.04.27)

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ブダペスト市では本日から公共交通機関や店舗、タクシーでマスク着用が義務に(6歳未満は義務免除)。初日は、大きな混乱はなく、概ね守られていたようです。

新型コロナウィルスの感染確認累計(27日)は2,583人(24日比200人増)。死者は280人(30人増)、回復は498人(97人増)。

現在の感染者数は1,805人(73人増)

政府対策本部は、感染者の数は引き続き増加しているものの、その増加速度は制御されていると見ています。

陽性反応確認のうち、13%は医療従事者。政府対策本部はそのうち重症者や死者がいたかの詳細については公表していません。しかし先週末亡くなった41歳の男性は、妻によるとタタバーニャ市内の病院のスタッフでした。また、妻によると基礎疾患はなかったとのこと。(政府対策本部の公式HPでは基礎疾患の欄にはバクテリア感染、血行障害、腸炎となっています)(RTL Klub)

国会では、野党議員が失業手当給付期間を現在の3か月から延ばす計画はないのか質問したところ、オルバーン首相は「B案はない」と発言。失職(正式求職登録)後3か月以内に再就職できなければ国が仕事を与えると述べました。(オルバーン氏は「ウィルスが台無しにした雇用の数だけ、また生み出す」というのが方針=A案)

オルバーン首相は2010年に政権設立以来、社会福祉依存から「勤労」をもとにした国家づくりを目指してきました。そのため、失業手当や不正が多かった障碍者手当に大ナタを振るい縮小。コロナ危機にあっても、「支援(施し)のかわりに仕事」の方針は変わらないと強調しています。

GKIによる企業・消費者信頼感指数(4月)はマイナス33.1と、前月のマイナス4.5から急降下。企業部門はマイナス27.2、消費者部門はマイナス49.8でした。

=コロナ関連=

・感染状況(27日)
・感染状況の推移(グラフ)
・県別マップ
・死者の年齢(グラフ)

=内政・外交=
・オルバーン首相:失業手当給付期間の延長なし 再就職できなければ国が雇用与える

=経済・金融・産業=
・ヴァルガ財務相: 成長率、マイナス3%超もありうる
・Magyar Suzuki、予定通り29日生産再開 日産400台見込む
・WizzAir、ロンドン、ウィーン路線を再開 中央列は空席に
・EV用電気充電スタンド366台、来月1日から有料化
・リストフェレンツ空港経営会社、275人解雇

=経済指標=
・企業・消費者信頼感指数(4月)マイナス33.1に  かつてないほど急降下
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