今日の見出し(2020.09.16)

オルバーン首相が本日17時頃に発表したコロナ対策の追加措置については、こちらをご覧ください

国内 コロナ感染状況(16日)

新規確認 581

《 》内は前日比
死亡654《+8》

アクティブ感染者 9,653《+550》
入院324、呼吸器18

新規確認数は減ったものの、死者数は8人と多くなりました。

ペーチ大学のウィルス学者ヤカブ氏は昨日、オンライン講演で、今後数週間で死者数は大幅に増加するだろうと警鐘を鳴らしました。

また、ハンガリーでのコロナ感染者拡大ぶりは、欧州ではフランスに次いで2番目の高さであり、スペインよりも、そしてイタリアよりもかなり上としました。

本日の配信では、下水調査の先週の結果を詳しく掲載しました。増加傾向にある都市には、セーケシュフェヘールヴァール市、シャルゴータルヤーン市、タタバーニャ市が加わり、前週よりも増えています。(下水調査は、今後4~10日後の状況を察知するのに有効な手段とされています。)

菅首相の誕生を受け、オルバーン首相は本日、祝辞を送りました。

ハヴァシ首相報道官によると、オルバーン首相は書簡の中で、今日のように世界では多くの挑戦がある中、相互尊重と信頼に基づいた2国間関係のさらなる発展のための手段は整っていると言及。 菅氏については、国の発展と同時に保守価値にコミットしている経験豊かで優れた指導者とし、そのような指導者とともに2国間強化に取り組んでいかれることは幸いとしました。

そのうえで、日本の首相がハンガリーを30年ぶりに訪問することを願うとし、ブダペストへの公式訪問に招待しました。これにより、両国関係の発展には新たな弾みがつくであろうとしました。

書簡の最後は、困難がある中でも、日本と東京がオリンピックを開催できるよう祈念するとしました。そして、「2021年には日本とハンガリーが多くのスポーツの功績を祝うようなることを謹んで願う」と結びました。

=コロナ関連情報=
● 感染状況
● コロナ下水調査、増加示す都市増える  セーケシュフェヘールヴァール市など

=内政・外交=
● スィーヤールトー外相:トランプ大統領はノーベル平和賞に値する
● コーンスタイン米大使、辞任を発表

=経済・金融・産業=
● 外相、米民間宇宙旅行会社Virgin Galacticと協力協定で合意
● 冷凍冷蔵システムメーカーGüntner Tata、78億Ftの投資事業を発表

=小話交差点=
オルバーン首相: マスクは苦手だが着用
Coolest Hungarianマスクはプレゼント

マスクに関しては、オルバーン首相はじめ与党政府幹部自らが着用していないことが非政府系メディアや野党らから指摘されていました(最近は着用姿を多く見かけるようになっています)。
そこで、タブロイド紙Blikkがオルバーン首相に直撃質問。首相は、次のように答えました。

「正直なところ、マスクファンではない。引っ張るとずれるし、緩めると顔から落ちてしまう。息もしにくいし、マスクの中で熱がこもってしまうことは言わずもがなで」

しかし続けて、「でも着けるよ、今は着けなくてはいけないんだから」と述べました。

首相によると、公用車や執務室にはいつも数枚のサージカルマスク(使い捨て)を備えているとのこと。その他、特別なマスクコレクションは、娘たちや同僚、友人らからの贈り物と明かしました。

「こうしたマスクは喜んで着ける」とコメント。「だって結局のところ、彼らのような大切な人たちのために、こうしたルールを守ることが重要なのだから」と締めくくりました。

先日、話題になった大きなハンガリー国旗にCoolest Hungarianと書かれたマスクは、米在住ハンガリー人らにもらったそうです。

首相のCoolest Hungarianのマスク姿の画像は、自身のFacebookでご覧いただけます。

(出典:Blikk)

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