オルバーン首相は本日、第4次内閣は「安全」と「キリスト教文化」の保護が柱になるとしました。アーデル大統領に大統領府（シャンドール宮殿）で新政府樹立の正式要請を受けた後の記者会見で。
明日は新国会が設立されます。 国家選挙委員会、国家選挙局から選挙の結果が報告され、全199議員の議席が正式に確定します。また、アーデル大統領がオルバーン氏を首相候補に指名。その他、国会議長、副議長が選出されます。
国会議事堂のあるコシュット広場および周辺は本日18時から閉鎖に。警備には、テロ対策統括本部（TEK）もあたります。
経済では、Magyar Suzuki Zrt.がエステルゴム工場竣工以来、25周年を迎えました。
本日の配信
＝内政・外交＝
・オルバーン首相： 第4次内閣は安全と「キリスト教文化」が柱
・首相府、EU関連も管轄へ
・首相、有権者に再び手紙 選挙参加に感謝
・モメントゥム党首ら、辞任
・政府、母親支援を強調 母の日で
＝経済・金融・産業＝
・Magyar Suzuki、操業25周年
・LOT、ブダペスト ― シカゴ直行便も就航
＝経済指標＝
・住宅完成戸数、65％上昇 （1-3月期）
＝小話交差点＝
メーサーロシュ氏、国内一番の資産家に
首相と緊密な関係の実業家メーサーロシュ・ルーリンツ氏（首相出身村の村長は辞任表明済み）と妻らは、推定資産額が2,800～3,000億フォリント程度となり、国内では「最も金持ち」になった模様。独立系ニュースサイトG7が報じました。
メーサーロシュ氏と妻のケレメン・ベアトリクスさんは4日、Konzumグループのプライベートエクイティファンドをすべてを取得したことが明かになっています。G7によると、同氏の家族らも含めると、Konzum、Opus Global、Appeninnなど上場会社の株式だけで推定2080億フォリント。また今後Opusの700－900億フォリント分の株式も取得することになっています。
その他、未上場の一連の会社、不動産などをすべて合わせると、これまで1位に君臨してきたOTP銀行のチャーニ会長を超えたとされます。チャーニ氏は主に食品業界で幅広く事業を手掛けており、推定資産額は2600億～2980億フォリント。
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