オルバーン首相は20日、欧州委員会が提案したEUの対外国境管理協力機関（Frontex）機関強化について、「Frontexは1メートルたりとも守った実績もなく」、「全く必要ない」と述べました。加盟国の中でも各国の国境警備の主権との境界線について疑問が出ており、「反対する方が大勢を占める」と述べました。（ザルツブルグでのEU首脳会合の前に記者団に）
一方、欧州議会の最大会派「欧州人民党グループ（EPP）」の党首は、ハンガリー与党Fideszを直ちに排除する方針はないことを示しました。
オルバーン首相とプーチン大統領は、公式会談の後、非公式に40－45分程度会談を持っていたことが明らかに。内容は全く明らかになっていません。日程には組まれておらず、プーチン氏からの予期せぬ誘いのため、ハンガリー側も驚いたとのこと。
経済では、欧州自動車工業会（ACEA）が19日、欧州での7月と8月の乗用車販売台数を発表。新WLTPテスト（世界統一乗用車排出ガス試験法）の9月1日適用前の大幅割引で、販売台数は軒並み上昇しました。
ハンガリー政府は中国人観光客の増加を重要としており、来夏には中国東方航空によりブダペストー上海直行便の就航の見込み。
賃金調査（7月）は現金給与総額33万Ft弱、手取り21.7万Ft強。
本日の配信
＝内政・外交＝
・オルバーン首相： Frontexは全く必要なし 反対の方が大勢占める EU首脳会合で
・オルバーン首相： EU首脳会合前に国境守る権利堅守を強調 FBに投稿
・欧州議会EPP： Fideszを直ちに排除することはなし
＝経済・金融・産業＝
・EU新車乗用車登録台数: 7月＋10.5％、8月＋31.2％
・政府、中国人観光客を重視 上海直行便も来夏開設へ
・ハンガリー系ミネラルウォーター会社、新工場を開所
・国内第2のマートラ発電所、太陽光発電に注力
＝経済指標＝
・被用者数・賃金調査 (7月) 給与総額 33万Ft弱 12.8 %上昇
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