EU外相会合では、フェイクニュースへの対抗メカニズムについても議論されました。スィ―ヤールトー外務貿易相は、メカニズム構築はもともとロシア発の偽ニュースが念頭にあるが、それ以外からも内政干渉のためのニュース攻撃はあると指摘。ハンガリーは「かなり多くの経験がある」と述べました。
Bloombergによるイノベーション指数ランキング最新版で、ハンガリーは32位と、18年版の27位から後退。EUの中では18位でした。
Audiハンガリーの賃金交渉では、労組による警告ストの後、経営側から新たな提案があったことが明らかに。しかし労組はそれも拒否しました。
地域ニュース(必要に応じて発信します)では、Mercedes-Benz (Daimler傘下)がポーランドでEV車向けバッテリー生産も開始することに。
経済指標では、1-11月の賃金統計が発表になりました。総額は327,200 Ft、税引き後は217,600 Ft。いずれも前年同期比11.5%増。
本日の配信
=内政・外交=
・外相: 偽ニュース対抗メカニズム構築に賛成、しかしロシア発だけではない
=経済・金融・産業=
・Bloombergイノベーション指数: ハンガリーは32位
・Audi労組、経営側の新提案も拒否
・ハンガリー国鉄、電力会社も年400時間労働なし
=地域から=
・Mercedes-Benz、ポーランドでEV車バッテリー生産へ
=経済指標=
・被用者数・賃金調査 (11月) 給与総額 35.5万Ft 10.4 %上昇
=小話交差点=
国際学校の授業料は…
アメリカンやブリティッシュは600万Ft超
マネー専門サイトPenzcentrum.huは22日、私立高校などの授業料の比較記事を掲載しています。ハンガリーでは、教育の中心は引き続き公立(国立)ですが、機会があり費用も賄えるのであれば公立以外の学校を選択肢に入れる親も増えています。
公立以外では、教会団体、財団、私立経営の学校がありますが、中でも授業料が飛びぬけて高いのは、国際学校。ハンガリー人平均年収の2-3倍程度になります。
ただ、もともと駐在員帯同家族を念頭に運営しているこれらの学校でも、近年はハンガリー人の富裕層の子どもが増加しています。以下は、授業料等の比較です。(いずれも2018/2019年度)
●アメリカン(AISB – American International School of Budapest)
申請料: $400
登録料: $800
授業料: 9-10年生:$22,900/年(約640万Ft);
11-12年生:$23,500/年(約650万Ft)
●ブリティッシュ(BISB – British International School Budapest)
申請料: 30,000Ft
登録料: 290,000Ft
前金: 300,000Ft
授業料: 10-11年生:600万Ft/年; 12-13年生:640万Ft/年
●ブリタニカ(BIS – Britannica International School)
申請料: 30,000Ft
入学金: 220,000Ft
授業料: 430~450万Ft/年(一括払い)、450~470万Ft/年(分割払い)
●グレーター・グレイス(GGIS – Greater Grace International School)
登録料: 350,000
授業料: 9-10年生:389万Ft/年; 11-12年生:398.5万Ft/年
●ブダペスト国際(ISB – International School of Budapest)
登録料: 150,000Ft
予約金あり
授業料: 9-10年生:339万Ft/年(国際プログラム)
11-12年生:349.6万Ft/年
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