今日の見出し(2020.05.07)

政府は、農業収穫のための外国人季節労働者の入国を可能に。政府は、コロナ禍の中でも、テュルク評議会 (トルコ、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン)との協力推進を図っており、評議会の投資基金創設計画にハンガリーも参加すると表明。統計では、鉱工業生産(3月)と観光統計(3月)が発表に。

今日の見出し(2020.05.06)

フリーダムハウスは、ハンガリーを「部分的な民主主義」から「ハイブリッド体制」に引き下げ。BMWのCEOが工場オープンを1年延期すると発表したことについて、スィーヤールト―外務貿易大臣は「現在も建設作業は続いている」とすると同時に、同社は投資事業にコミットしていると強調。欧州委員会の春季経済見通しによると、ハンガリー経済は2020年はマイナス7.0%、2021年はプラス6.0%。

今日の見出し(2020.05.05)

オルバーン首相は4日、欧州議会最大会派EPPすべてのメンバー政党に書簡を送付。ハンガリーのコロナ危機対応法で、「首相に無制限の権力」など誤った情報を喧伝した人々に「謝罪」を要求。国会は本日、女性に対する暴力等防止条約(通称「イスタンブール条約」)の批准を拒否。財務省は5日、2020年の財政赤字をGDP比3.8%と上方修正したことを発表。

今日の見出し(2020.05.04)

ハンガリーのコロナ防疫は、本日から「第2段階」へ。地方では制限措置の緩和が開始になりました。オルバーン首相は、コロナとの第1の戦いは勝利したと評価。しかし同時に、10月か11月に第2波に襲われる恐れがあると警告しました。経済では、4月の新車販売(乗用車)が前年比約50%減。ハンガリー商工会議所のパッラグ会頭は、本年の成長率はマイナス10%以上もありうるという見方を示しました。

今日の見出し(2020.04.29)

外出制限はブダペスト市では継続。地方は緩和。マスクは全国的に着用義務。オルバーン首相が19時半過ぎに発表しました。センメルヴェイス医科大学のメルケィ学長によると、ハンガリー国内の一般市民のコロナ感染率は低い模様。しかし一方で、集団免疫の獲得にはなっていないとしました。デンソーハンガリー子会社は労働時間短縮、給与削減。S&Pはハンガリー格付け見通しを「安定的」に引き下げ。

今日の見出し(2020.04.28)

公的医療機関では、新型コロナウィルスのPCR検査は、症状があり感染の疑いがある場合しか受けられないため、国内での真の感染度合いは必ずしもわかりません。このような中、国内の医科大学らが調査の実施を発表。国内で異なる居住区、年齢層などから1.8万人弱を選び、PCR検査をするとのこと。中央統計局が雇用統計を発表。3月のみで5.6万人失業。

今日の見出し(2020.04.27)

国会では、野党議員が失業手当給付期間を現在の3か月から延ばす計画はないのか質問したところ、オルバーン首相は「B案はない」と発言。オルバーン首相は2010年に政権設立以来、社会福祉依存から「勤労」をもとにした国家づくりを目指してきました。コロナ危機にあっても、「手当のかわりに仕事」の方針は変わらないと強調。企業・消費者信頼感指数(4月)はマイナス33.1と、前月のマイナス4.5から急降下。

今日の見出し(2020.04.23)

政府は、5月3日まで現在の制限措置を継続すると決定。同時に、今週末(25、26日)および来週末の3連休(1、2、3日)も地方自治体長に、独自の追加措置を講じる権限を付与することを決定。ブダペスト市のカラーチョニ市長は本日、市内の高齢者やホームレス施設の入居者や職員らに対し、コロナ検査を実施すると表明。Mercedes-Benz は来週生産再開へ。

今日の見出し(2020.04.22)

コロナ経済対策での税制関連の措置が官報で公示されました。本日の配信では詳細を改めて掲載しています。ContiTechでは、最低でも200人解雇を決定。場合によっては700人まで解雇規模を増加させます。また、Hankookも毎月、数十人ずつ人員削減を開始。Magyar Suzuki(マジャールスズキ)は今月29日から生産一部を再開すると発表。とりあえずは1日1シフトから。

今日の見出し(2020.04.21)

「5月3日感染ピーク予測」について、公衆衛生当局トップは、そこからすぐに下り坂になるのではなく、「高台」状態がしばらく続くという見解。経済関連では、国の給与補填制度が、早くも修正に。また本日は、マトルチ中銀総裁の「ポスト・コロナ時代」に向けたハンガリー経済の新たなヴィジョンについての論説記事を詳しく載せています。「シンガポールをモデルに」がテーマ。

今日の見出し(2020.04.20)

政府コロナ対策本部によると、ハンガリー国内の新型コロナウィルス感染は5月3日にピークに達する見込み。オルバーン首相は、早ければその時に制限措置の段階的緩和計画について話せるだろうと述べました。経済関連では、政府は「コロナ非常時」に雇用を守るなどの理由で「特別経済ゾーン」を設置すると決定。ゾーン内の公道など管理責任は、地元自治体から県に移ることに。その一方で、地方税は、県が得ることになります。

今日の見出し(2020.04.17)

ブダペスト市は、公共交通機関BKV利用の際、マスクもしくはスカーフなど鼻口を覆うものの着用義務付けを決定。4月27日から。カラーチョニ市長が本日夕方、発表しました。オルバーン首相は今朝、定例ラジオインタビューで、あと数日で、感染の第3段階であるマス感染へ移行するだろうとしました。欧州議会が、ハンガリー、ポーランド批判入りの決議案を採択。