秋季国会が、本日開会。オルバーン首相は最初の演説で、欧州議会で「サルジェンティー二報告書」の採択方式がEU基本条約を違反しているとし、法的手段に訴える方針を正式に表明。
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今日の見出し(2018.09.14)
オルバーン首相の本日の定例ラジオインタビューは、もっぱら欧州議会での制裁手続き開始勧告報告書の承認に終始。欧州議会がこのような行動について、首相は以下の解釈をしました。
今日の見出し(2018.09.13)
ハンガリー政府は、昨日の欧州議会での制裁手続き開始承認は無効という考えを示しました。採決にあたり、棄権分を含まなかったため。ハンガリーとしては3分の2超の支持かを見極めるには、棄権分も含めるというスタンス。
今日の見出し(2018.09.12)
欧州議会は本日、欧州理事会に対して、ハンガリー制裁手続きの開始を勧告する報告書を、3分の2超の支持を得て採択。報告書は、法支配、基本的な権利、教育や報道の自由などEUの基本的価値が侵される深刻なリスクがあるとします。(賛成448、反対197、棄権48 ⇒棄権票を入れずに賛成は69.5%)
今日の見出し(2018.09.11)
欧州議会は、明日の「サルジェンティー二報告書」採決の実施前に、ハンガリーの状況について審議。オルバーン首相自ら本会議で立場を擁護。これまで欧州の自由のために血を流してきた「ハンガリーとハンガリー人を非難している」と発言。報告書は重大な間違いが多く含まれ、ハンガリーは移民受け入れを拒否しEUに従わないから罰を与えられようとしていると主張。
今日の見出し(2018.09.06)
オルバーン首相はブダペスト市長に現職タルロ―シュ氏の再出馬を要請。与党が選挙制度を変えるという憶測がある中、タルロ―シュ氏は直接選挙が維持されれば引き受けると条件を提示。経済では、自動車部品サプライヤー大手ZFが、エゲル市の新工場を完成。投資総額は310億フォリント、雇用創出規模は770人。
今日の見出し(2018.09.05)
GDP(4-6月期)詳報が明らかに。季節暦調整値4.6%、未調整値4.8%と、速報から0.2ポイントずつ上方修正。V4が、ブダペストからワルシャワまでそれぞれの国をつなぐ特急列車用(時速250km超)の線路整備に向けて準備を進めることで一致。
今日の見出し (2018.09.04)
キリギスタンを訪問中のオルバーン首相は3日、テュルク語圏(キリギスタン、カザフスタン、ウズベキスタンなど)との関係強化の意思を表明。その中で、ハンガリー人の先祖であるアッティラはテュルク・モンゴル民族であり、またハンガリー語はテュルク語の親戚と述べ、近い関係にあることを強調。
2018年8月27日~9月2日配信分
オルバーン首相は夏休み明けから早速、積極的に外交を開始。28日はミラノで反移民急先鋒のサルヴィーニ内務相と非公式会談。19年5月の欧州議会選挙に向けて、「移民フレンドリー」vs「移民拒否(愛国派、伝統的欧州擁護派)」の対立軸を鮮明にさせる方向。アウディのハンガリー子会社はQ3モデルの生産を開始。
2018年8月21日~26日配信分
オルバーン首相は明日28日にミラノを訪問し、イタリアの反移民急先鋒のサルヴィーニ内務相と会談。連立与党「5つ星運動」は政府の公式会合ではないと強調。経済では、ハンガリー国立銀行は政策金利を据え置き。市場予測通り。
2018年8月6日~12日配信分
内政面では、政府が大学の「ジェンダー学科」を廃止する方針が明らかに。元は与党連立パートナー「キリスト教民主国民党(KDNP)」が学科に異議を唱えていたものだが、Fideszと思惑が一致した模様。政権に批判的な勢力は、学問、教育の自由を侵すと批判。
2018年7月23日~29日配信分
先週の主な動き 内政・社会・外交分野では、ルーマニア・バイレ トゥシュナトの夏季オープン大学で、オルバーン首相が今年も基調講演。いつものように「リベラル民主主義」標榜の欧州指導者らを批判しながら、彼らは破たんし、終わり…
2018年7月16日~22日配信分
先週の主な動き 内政・社会・外交分野では、オルバーン首相がイスラエルを訪問。ネタニヤフ首相とは安全保障、テロとの戦い、国境管理、反ユダヤ主義などで考え方が一致していると述べた。ユダヤ差別は断固認めないと繰り返した他、嘆…
2018年7月9日~15日配信
先週の主な動き 内政・社会・外交分野では、オルバーン首相がW杯決勝戦観戦で訪ロ。プーチン大統領とも会談。またエルドアン大統領の就任式、NATO首脳会合にも出席。◆ハンガリーは国連の移民の権利保護などを扱う枠組みから離脱…