国内の10の地方自治体では昨日、先月の選挙のやり直しが行われ、ヤースベレー二市長選などで野党が再勝利しました。政府は、年金受給者に対して今月、平均3万フォリント超を臨時で支給します。成長率が3.5%超となったときに支給する「年金プレミアム」と、物価調整のため。独Boschは、ドイツのステアリングコラムの生産をハンガリー・エゲルの工場に移管します。
TAG ハンガリー地方選挙
今日の見出し(2019.10.14)
13日の統一地方選挙の主要結果
● ブダペスト市長選挙ではカラーチョニ・ゲルゲィ氏(44歳、ほぼ全野党推薦)が当選。9年間姿勢を担ったタルローシュ・イシュトヴァ―ン氏(与党推薦)は敗北。
● ブダペスト市23区長でも、野党は予想以上に善戦。
野党 ➞ 14区で勝利
与党 ➞ 9区で勝利(うち2区は無所属だが、事実上の与党推薦)
今日の見出し(2019.10.08)
オルバーン首相はこれまで、地方選挙のために各地に応援などに駆け付けていなかったものの、本日はミシュコルツを訪問。アラクサイ市長候補(現職)とともにしている画像を自身のFacebookでアップしました。しかし、現地でシンパや住民と集会をすることもなかった模様。その後、近くのエゲルも訪問したとされています。
今日の見出し(2019.09.24)
10月13日に統一地方選挙を控える中、ブダペスト市の6区と8区が、高齢者1人1人に商品券のプレゼント。ただしどちらの区も、公式の理由は、10月1日が国連記念日「国際高齢者デー」 のため。BMWは本日、デブレツェン市と工場用地の取得で契約書の署名を交わしました。これにより、2020年春には建設工事が開始する予定。フォリントは本日も下がり、午前中には一時1ユーロ=336 Ft台に。
今日の見出し(2019.09.13)
オルバーン首相は、欧州議会が新欧州委員候補のヒアリングを行う際、トローチャー二氏については、白熱した議論になるだろうと述べました。その他、インタビューでは、家族支援策の第2弾、第3弾も取りまとめる方針を明らかに。中国エレクトロニクス大手Xiamen Intretech(シアメン・イントレテック)の工場が完成。
今日の見出し(2019.09.10)
新欧州委員会の人事案でハンガリーの候補には欧州近隣政策・拡大交渉が配分され、オルバーン首相の希望が叶う形に。人口4万人以上の22都市でも、2市を除き野党は候補者一本化。トルチ国立銀行総裁が最大級の嫌みを込めてヴァルガ財務相に反撃。パクシュ原発拡張事業の制御システム入札が無効に。8月消費者物価指数は3.1%に鈍化。
今日の見出し(2019.09.09)
週末には、与党や保守右派のジャーナリスト、知識者などがバラトン湖畔の町クッチェ(Kötcse)に集まる「ピクニック」が開催されました。オルバーン首相のスピーチ内容は公式には明らかにされていませんが、経済発展を近隣のハンガリー系住民が多く住む地域に広げること、また地方選挙後に同性カップルの養子縁組禁止のための法改正などが含まれたとされています。
先週の見出し(2019.08.21-08.25)
政府は、年金受給者に電気ガス料金の支払い用として、合計9,000Ftの金券配布を決定。政府は、「好調な経済の恩恵を、高齢者とシェアするため」であり、10月の地方選挙とは関係ないと説明。トルコ・エルドアン大統領、11月訪問へ。検察は、Microsoft贈収賄疑惑での捜査を開始。
今日の見出し(2019.4.04)
左派系野党と右派Jobbikの選挙協力が進んでいます。秋の地方選挙では、ペーチ市の全18の選挙区で候補者調整を行い、打倒Fideszを目指します。イタリア・サルビーニ内相が今月末にもハンガリーを訪問する見込み。ピンテール内相の招待によるものですが、オルバーン首相とも会談する可能性が高くなっています。
今日の見出し(2019.3.14)
オルバーン首相は14日、ベルギーの政党らに対して、「役に立つ馬鹿」発言での謝罪書簡を送付。同時に、欧州議会会派「欧州人民党グループ(EPP)」からのFidesz排除提案を再考するよう要請しました。
しかしこれを受領したCD&Vは、議論の本質は個人的な謝罪をするかどうかではなく、オルバーン氏が率いるFideszが欧州の価値を守るかどうかと一蹴。