政府は本日の閣議で、ブダペスト市とペシュト県で制限措置の緩和をするか最終決定はせず、カラーチョニ・ブダペスト市長などの意見をまず聞くとのこと。欧州議会では明日、ハンガリーのコロナ対応法(俗に政府への権限付与法と言われる)を審議する予定ですが、ハンガリーからの代表者を巡ってもめています。ハンガリー政府側からはヴァルガ司法相が参加要請、一方議会はプロトコールに従いオルバーン首相に固執。
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今日の見出し(2020.02.06)
スィーヤールト―外務貿易相は5日、米ワシントンでクシュナー大統領上級顧問と会談し、トランプ大統領の新中東和平案を高く評価。オルバーン首相は、欧州議会会派EPPにおいては、リベラルに傾く動きに「反革命」を試みていると発言。Audiハンガリーの賃金交渉で、経営側の第一次回答が明らかに。ブリヂストンのタタバーニャ工場が、Mercedes-BenzにOEM供給を開始。
今日の見出し(2020.01.14)
欧州司法裁判所(ECJ)の法務官は14日、ハンガリー非政府組織(NGO)の登録および資金源詳細公開に関する法律は、欧州法に抵触するという考えを示しました。ECJが同様の判決を下し、法律が無効になる可能性が出てきました。現在の、最低賃金と保証賃金の両方を毎年決定する制度は、今後見直しされるかもしれません。経営者団体やハンガリー商工会議所(MKIK)は、2つを一本化する考えを支持しています。
今日の見出し(2019.11.08)
本日は、オルバーン首相とエルドアン・トルコ大統領の昨日の記者会見の詳細を掲載しています。エルドアン大統領は冒頭で、「親愛なる友」とオルバーン首相を呼ぶなど、お互いリスペクトする緊密な雰囲気が終始示されました。オルバーン首相は隔週ラジオインタビューで、ブダペスト市政が変わり、夢をあきらめるのはつらいことだったと述べました。また、首相の外交哲学が垣間見える発言も。
今日の見出し(2019.10.07)
ジュールのボルカイ市長(与党Fidesz)の、若い金髪女性とのセックスビデオが流出。今回のケースが他と違うのは、与党候補が対象であり、事実であるとすれば、内部告発の可能性が高いこと。さらに、単なるひとつの行為というだけではなく、地元で癒着が噂されてきた弁護士兼実業家と結託して汚いカネを多く手に入れ、そのカネで豪華ヨット旅行など豪遊、散財しているというのがメッセージの趣旨であること。
今日の見出し(2019.09.12)
北朝鮮がハンガリーの政府機関をサイバー攻撃。スィーヤールト―外務貿易相は本日、報道された通り攻撃があったことは認めました。ハンガリー政府は閉鎖していた在シリアの大使館に代理大使を置き、いずれは大使館の再開を検討。2019年上半期の対ハンガリー直接投資は7310億Ftとなり、前年同月比11%。国別では、韓国が最も多く、ドイツを抜かしました。
今日の見出し(2019.09.06)
パクシュ原発の新原子炉建設事業(Paks2)では、ハンガリーは必ずしもロシア一辺倒ではなく、タービンに次いで制御システムの中枢部分も西側企業を選ぶ見込み。政府は、大量の難民移民流入による「緊急事態宣言」の6か月再延長を決定。
韓国タイヤメーカーHankookは、昨年開始予定だったハンガリー工場の追加投資を棚上げに。
先週の見出し(2019.08.05-08.11)
EUが行うEU市民意識調査(Eurobarometer)では、ハンガリー人はEUを比較的ポジティブにとらえ、また信頼度も過半であることが明らかに。現政権が欧州委員会(ブリュッセル)叩きをしていても、EU嫌悪にはいたっていません。
先週の見出し(2019.07.08-07.14)
春季国会が12日で終了。最終日には、2020年度の税制改正包括法案、予算法案などが成立しました。また、野党デメテル議員の訴追免除特権が一時停止に。中国・王毅外相がハンガリー訪問。日本企業関連では、東レが、電気自動車(EV)のリチウムイオン電池向けセパレータフィルム工場を建設すると発表。
今日の見出し(2019.06.06)
野党間でのブダペスト市長選挙候補者選びで、新たな動き。著名ジャーナリストのカールマーン・オルガ氏が、民主連合(DK)から立候補。台風の目になりえます。ドナウ川の船衝突事故の犠牲者は計17人に。衝突した方の大型客船のウクライナ人船長は本年4月、オランダでも事故を起こしていたことが確認されました。
今日の見出し(2019.05.14)
オルバーン首相とトランプ米大統領は13日、ワシントン・ホワイトハウスで会談を行い、お互い称賛しあい、2国間の防衛・経済・政治関係の協力を深めていくと確認しました。
本日の配信では、会談後のオルバーン首相コメント、会談前のプレスとのやり取り、18年ぶりの会談の意義や狙いについての見方などお伝えしています。さらに、同日に米国務省に招かれた協議したマールキ・ザィ氏の報告についても掲載しています。
今日の見出し(2019.05.08)
オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への取り下げを発表したことについて、ウェーバー氏自身は「ハンガリーは誤った方向に進んでいる」とコメント。欧州委員会は最新の四半期経済見通しで、ドイツとユーロ圏の本年の成長予想を引き下げる一方、ハンガリーについては従来の3.4%から3.7%に上方修正しました。ただし、政府の予想4%よりは低い水準。
今日の見出し(2019.04.12)
スロバキアのキスカ大統領は11日、他国の国歌斉唱を公の場で禁止する法案を国会に再審議のため差し戻しました。この法案は、同国ハンガリー系住民が、サッカーの試合でハンガリー国歌を斉唱するのを禁止に追い込もうとする措置として、ハンガリー政府も反発していました。流通大手Metro労働者らは本日、2時間の警告ストライキを実施。経営側の新提案は、あまりにも侮辱する内容と反発。
今日の見出し(2019.3.07)
反ユンケル看板は、15 日からは「 7 項目の家族政策」宣伝看板に。グヤーシュ首相府相が 7 日の定例記者会見で明らかにしました。オルバーン首相は、ユンケル氏の後はティママンス欧州副委員長の巨大ポスターになると述べていました。
韓国系タイヤメーカー Hankook では、経営側が昨日、一方的に賃上げ 13.6 %を発表したことに対して、 労組連合は不満を表明。新たなストもありうるとしています。