国営メディアMTVA本社には、現在も野党議員らが残っていますが、嘆願書の読み上げは聞き入れられず。また、MTVA幹部は協議を拒否しているため、膠着状態が続きます。
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号外(16日夕方以降のデモについて)
ブダペスト市内では、昨日も夕方から深夜にかけて反政府デモが開かれました。最後は国営テレビ局の入るMTVA本社屋へ。そこで再び催涙ガス使用など緊張が増幅。参加人数は数千人で、残業時間上限の引き上げ法案がらみでデモが発生して以来、最大となりました。
号外(14日夜デモについて)
ブダペスト市内では、昨晩も反政府デモが開かれました。国会が12日に残業時間上限の引き上げ法案を可決させてから3日連続となり、政権全体への不満が表されています。
今日の見出し(2018.12.14)
国会が12日に可決した行政裁判所設立の法案について、欧州評議会(CoE)が「待った」をかけました。ミヤトヴィツ人権担当コミッショナーは14日、アーデル大統領に署名をせず、国会に再審議のため差し戻すよう要請。この法案については、野党らも司法の独立がさらに弱まると批判しています。
号外(13日夜デモについて)
昨夕のデモは、再び、深夜過ぎまで続きました。
主催者の学生グループは当初、暴力なしを呼び掛け。しかし、抗議者らは、街中を練り歩き国会前コシュット広場に戻った頃からだんだん過激に。一部は、警官隊に煙弾、爆竹、瓶、卵、トイレットペーパーなどを投げつける一方、警官隊側はより多くの催涙ガスで応酬。
今日の見出し(2018.12.13)
グヤーシュ首相府相は本日、本年最後の記者会見を行い、昨日のデモは違法という考えを示しました。(デモは事前の届け出、認可を受けたものではなかった。) また、警察は、計34人を拘束したことも明らかにしました