2019年3月

今日の見出し(2019.3.29)

オルバーン首相は、訪問先のカーボ・ヴェルデでもキリスト教価値を確認。両国を結ぶものはキリスト教文化であると述べました。その他、同国の農業、水管理分野へのひも付き援助や信用枠などで合意。
賃金調査 (1月) では、給与総額 34.4万Ft。税引き後は22.8万Ft。いずれも前年同月比 10.6 %上昇となりました。

今日の見出し(2019.3.28)

警察は、2018年の全国自動車盗難車数を発表。体制転換以来、最も低い水準の1023台となりました。狙われたのはVW、Fordでともに100台超え。Suzukiは5番目で55台。トップ20位を掲載しました。
雇用統計(12-2月)では、就労者数450万人弱(前年比1.3%増)。失業率は3.6%でした。

今日の見出し(2019.3.27)

与党は、国会議員の公共建物内への入館権利を縮小する見込みです。
フォリントは昨日以来、低下を続け、2か月ぶり安値となっています。市場では既に1ユーロ=320Ft台で取引されています。
ハンガリー国立銀行のマトルチ総裁が昨日、金融政策委員会会合の後、オーバーナイト預金金利引き上げは単発的な措置で、金融引き締めサイクルに転換したわけではないとしたことから。

今日の見出し(2019.3.26)

欧州議会は本日、2021年に夏時間と冬時間の切り替えを廃止する案を賛成多数で可決。その後は、加盟各国が独自に、夏時間と冬時間のどちらを通年適用するか決められることになります。ハンガリー国立銀行(MNB、中央銀行)は本日、7年超続けた金融緩和と金融刺激政策を終了し、引き締めに転じました。

今日の見出し(2019.3.25)

オルバーン首相は24日、国営ラジオインタビューで、引き続き「ブリュッセルの指図は受けない」などと発言。ユンケル欧州委員長の巨大ポスターは取り外したものの、国民へのメッセージを緩めるつもりは全くないようです。
労働法専門の弁護士が、日系自動車Magyar Suzukiと社内委員会(üzemi tanács)の間の賃上げ合意は、法的には無効という見解をnapi.huに述べています。

今日の見出し(2019.3.22)

オルバーン政権は、欧州議会会派・欧州人民党グループ(EPP)でのFideszが資格停止になったことに関して、Fideszこそが勝利者という印象付けを行っていく見込み。
BMWの工場建設を巡り、地元デブレツェンと近隣町をつなぐハンガリー国鉄 MÁVの運行が4月から約9か月停止します。 MÁVは当初、整備保守のためとしていましたが本日、工場建設のためと認めました。

今日の見出し(2019.3.21)

欧州議会「欧州人民党グループ(EPP)」によるFideszの資格停止に関しては、オルバーン首相は「自らが一方的に権利行使を停止した」と主張。
EPP会派代表のウェーバー氏(EPPの欧州委員長候補)は、ほぼすべてのメンバーが支持したことから評価しましたが、双方がメンツを保つための玉虫色の決着であることは否めず。EPP外からは、欧州の理念より、5月に迫る欧州議会選挙での議席獲得数を優先させたと批判が出ています。

今日の見出し(2019.3.20)

欧州議会「欧州人民党グループ(EPP)」は本日15時から開始した会合で、Fideszの資格停止を賛成多数で決定する見通しが強まっています。
EPP執行部は、主に以下の2つを提案する見込み。これに対して、 EPPメンバーはこの提案に対して票を投じることになります。

今日の見出し(2019.3.19)

明日20日には、欧州議会「欧州人民党グループ(EPP)」の会合で、Fideszの排除提案が議論されます。Fideszからはオルバーン首相(党首)も出席。
英高級紙The Financial Timesは本日、「ヴィクトル・オルバーンは、欧州の中道右派では居場所はない」と題した論説を掲載。

今日の見出し(2019.3.18)

オルバーン首相は15日、1848年革命記念日の式典におけるスピーチで、「キリスト教文化なくして欧州の自由はあり得ない」と訴えました。
米投機家ソロス氏やユンケル欧州委員長を名指しで批判することはなく、言わなかったこと自体が国内一部のメディアではニュースとして扱われました。

今日の見出し(2019.3.14)

オルバーン首相は14日、ベルギーの政党らに対して、「役に立つ馬鹿」発言での謝罪書簡を送付。同時に、欧州議会会派「欧州人民党グループ(EPP)」からのFidesz排除提案を再考するよう要請しました。
しかしこれを受領したCD&Vは、議論の本質は個人的な謝罪をするかどうかではなく、オルバーン氏が率いるFideszが欧州の価値を守るかどうかと一蹴。

今日の見出し(2019.3.13)

グヤーシュ首相府相によると、オルバーン首相とウェーバー氏(欧州議会会派EPPの欧州委員長候補)は、FideszはEPPに残るべきという共通認識を持っています。
オルバーン首相は、「役に立つ馬鹿」発言は、誰かを傷つけるつもりはなかったが、EPPメンバーを傷つけたのであれば謝罪すると述べたとのこと。

今日の見出し(2019.3.12)

ウェーバー氏(欧州議会会派「欧州人民党グループEPP」の欧州委員長候補)が本日、ブダペストを訪問。「オルバーン氏とは多くのことについて話すことができ、建設的な雰囲気だったが、すべての問題について解決することはできなかった」と述べました。
Hankookでは、本日から無期限ストが開始。 Wescastでも3日間のスト開始に。

今日の見出し(2019.3.11)

欧州議会会派EPPからのFidesz排除要求問題で、ウェーバー氏(EPPの欧州委員長候補)は明日12日に、ハンガリーを訪問。オルバーン首相と会談します。
科学アカデミー(MTA) vs 革新技術省 では、トップ同士が8日に基本合意を交わしました。それによると、MTA傘下の研究機関らはMTAから離され、MTAは直接的および独占的な権限は失うことに。