10月13日の地方選挙を念頭に置いた活発化しています。与党Fideszは、野党民主連合DKが国境フェンス撤去し移民流入を計画しているとする「告知キャンペーン」を今週から開始すると発表。国民は知る必要がある、と強調しました。
一方DKの党首は、「撤去なんて誰も考えていない」と一蹴。
ハンガリーは米国から中距離空対空ミサイル、5億ドル分を購入する見込みです。
経済では、先週はフォリントがさらに低下。1ユーロ=330Ftの史上最安値更新後、市場一部では335Ft台もありうるとしています。
一方、国立銀行は引き続きフォリント相場の目標はないというスタンスで、金融引き締めに転じる姿勢は見せていません。ハンガリーのみならず、中欧諸国の通貨が全般的に下落。
中央統計局は4-6月期のGDP伸び率4.9%(未調整値)を確認。季節・暦調整値では5.2%と、速報から0.1ポイント上方修正。サービス、建設の寄与率が高くなっています。鉱工業も寄与したものの、その率は1-3月期から低下。
=内政・外交=
・Fideszの国民告知キャンペーン; 民主連合は国境フェンス撤去しようとしている
・政府、アメリカから中距離空対空ミサイル購入の見込み
・政府、欧州委を批判 -国境警備経費の1%しか拠出していない
・グヤーシュ首相府相、日本訪問 国際柔道連盟の招待で
・人材省、所管分野さらに少なく
・オルバーン首相、サルヴィーニ氏に感謝の手紙
・高校生ら数百人がデモ 13日には全国ストを発表
・科学アカデミー総裁、憲法裁判所に異議申し立て
=経済・金融・産業=
・国立銀行、政策金利など据え置き
・Audi、ロジスティクスセンターの屋上にソーラーパネル設置開始
・Waberer、Audi、ロジスティクスセンターの屋上にソーラーパネル設置開始
・OTP銀、スロバキア現法売却へ
・カーシェアGreengo、プラハに参入へ
=経済指標=
GDP (19年第2四半期・第2報) : 前年比+4.9%(季節暦調整値)を確認
・固定資本投資 4-6月期 18.8%増 伸び率は低下
・就労者数、452万人 (2019年5月-7月) 前年比3.4万人増
・失業者15.8万人 失業率3.4%
・賃金調査 (6月) 給与総額 36.5万Ft 10.6 %上昇
本日から2019/2020年度開始 授業日数は180日
本日2日、国立学校の2019/2020年度が開始になりました。年間授業日数は180日で、日本の学校と比べると1か月分ほど少ないことになります。
ハンガリーの小学校(通常8年)、一般高校および職業専門高校はほとんどが国立で、新年度は120万人が通うことになります。また今年度は10年ぶりに、将来の職業に特化した職業専門高校に通学する生徒の数が、一般高校(ギムナジウム)を上回ったとのこと。政府はこれを歓迎しています。
政府は教科書の無償配布を段階的に広げており、今年度は1~9年生はすべて無償に。また、今年度からは国立学校の9年生と11年生は、2週間の国外での語学留学が無料で体験できるようになります。
今年度の日程は以下の通りです。
・開始 9月2日、 終了 2020年6月15日
・秋休み 10月26日~11月3日
・冬休み 12月21日~2020年1月5日
・春休み 4月9日~4月14日
夏はニュースは週刊配信となっています。その他、特集を配信しております。詳しいスケジュールはこちらから。
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