今日の見出し(2020.09.24)

COVID-19関連の重要な情報は、まずTwitterで流しています。(こちら

国内 コロナ感染状況(24日)

新規確認 750

《 》内は前日比
死亡累計709《+7》

アクティブ感染者 15,673《+569》
入院549、呼吸器32

オルバーン首相は昨晩、ブダペスト市の聖ラースロー病院(南ペシュト中央病院)をアポなしで訪問。視察には、ピンテール内務相も同行しました。

対応した医師は、中庭に設置されたテント式仮設病棟を紹介。現在は使われていないものの、外来が増えた場合に備えているとのこと。

さらに別の医師によると、現在、コロナ患者用の隔離されたベッドは140床。今後180床までベッド数を増やすことを期待していると説明。

同病院、聖ヤーノシュ病院、国立コラーニ呼吸器専門病院は現在、コロナ患者の指定病院になっています。非政府系メディアが先週、これらの病院ではキャパシティーがいっぱいになっていると報じたことから、首相自ら視察し確認。こうした報道はデマとも述べています。

UEFAスーパーカップ2020 (バイエルン 対 セビージャ) が今晩、ブダペスト・プシュカーシュ競技場で開催されます。

収容人数の3分の1(約2万人)までの入場を「試験的」に認めるもので、外国人ファンの入国にはPCR検査陰性証明、72時間以内出国条件などがあります。ただし、ハンガリー国旗国内では当然のことながら、議論になっていました。

結局のところ、両チームのサポーターもキャンセルが相次ぎ、バイエルンからは2100人、セビージャからは500人程度に留まる見込み。また、ドイツのテレビ記者などは、ハンガリーでの感染者急増を受け、訪問を取りやめたケースもあります。

演劇映像芸術大学(SZFE)の財団化に関わる問題は解決しないままで、学生らは自治確保を掲げて27日(日)、ブダペスト市でデモ行進を行う予定。

英雄広場で16時に集合、その後17時からはアンドラーシ通り、デアーク広場、アストリアを通り、大学キャンパス(ヴァシュ通り)まで行進します。先頭は、巨大な人形になり、カーニバル的になるとのこと。また、本日午後は、職員が警告ストライキを行う見込み。本件を巡っては、欧州や国内の他大学の教員らも連帯を示しています。

フォリント、やや持ち直し。市場では、本日も朝からフォリント安で1ユーロ=366Ft台で取引されていたものの、12時以降には363Ft台に回復しました。

ハンガリー国立銀行予告なしに、本日入札分の1週間デポジットの金利を15ベーシスポイント引き上げ0.75%にしたため。ただし市場関係者は、いったん回復した後は止まっており、どの程度持続するかも先行き不透明としています。(Reuters)

=コロナ関連情報=
● 感染状況
● 外務貿易省、コロナ検査200万キット調達 1キットあたり4689Ft

=内政・外交=
● ルカシェンコ大統領の就任式、ハンガリー政府はコメントなし

=経済・金融・産業=
● 国立銀行:本年成長率はマイナス5.1~6.8%  22年を迎えるまでにコロナ前の水準に回復
● ブダペスト市観光業、19年レベルへの回復は3年以上かかる見込み

=小話交差点=
ルービックキューブ40周年、都内ハンガリー文化センターで
最小0.99センチもお披露目

ハンガリー文化センター(東京都港区)では24日から、日本での販売開始40周年を記念し、「ルービックキューブ40周年展」が始まりました。11月9日まで。

玩具メーカー・メガハウス(バンダイナムコホールディングス傘下)が開発した世界最小「極小ルービックキューブ-0・99cm超精密金属製-」もお披露目に。1辺が0.99センチしかないながらも、普通のキューブのように回して遊べます。23日に発表、予約受付も開始した。価格は税込みで198,000円。

ルービックキューブは、ハンガリーのルビク・エルヌー(Rubik Ernő)氏が開発。現在76歳。ハンガリー国内では77年に発売。日本を含む世界では1980年に販売開始。一大ブームとなりました。

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