CATEGORY 毎日の見出し

今日の見出し(2019.05.22)

オーストリアの シュトラッヘ氏のスキャンダルを巡っては、ハンガリー野党側は「対岸の火事」で終わらせず、オルバーン政権を追求しようと息巻いています。ヴァルガ財務相によると、2020年度予算法案に伴い取りまとめられる税制改正法案では、大きな変更はないとのこと。

今日の見出し(2019.05.21)

欧州議会選挙を前に、関連の世論調査が増えています。 Záveczが先月行った調査によると、ハンガリー人の51%は、「今よりもEU統合を深めるべき」と考えていることが明らかに。「各国の権限を今より強化すべき」とした42%を上回りました。一方で、米国の欧州版のような「欧州合衆国」までの統合となると、支持は40%にまで低下。特に与党支持者は13%。一方、野党支持者では72%でした。

今日の見出し(2019.05.20)

EU加盟各国では、欧州議会選挙が23~26日に実施されます。(ハンガリーは26日)
与党Fideszの圧勝は確実。現在の議席数12を確保することは確実視され、焦点はそこから伸ばすか、伸ばす場合どれほど伸ばすか。政府が鳴り物入りで進める、中欧最大の自動運転テストコースZalaZone(ザラエゲルセグ市)の第1段階が完成。

今日の見出し(2019.05.17)

オルバーン首相は定例ラジオインタビューで、大金を持った「リベラル・マフィア」らが、移民を止める有効な手段はないと、世界中を信じ込ませようとしていると発言。Mercedes-Benz ハンガリーの18年の販売売上高は約35.5億ユーロで、2017年からほぼ横ばい。一方で、営業利益、税引き後利益などは軒並み二ケタ台の上昇となりました。

今日の見出し(2019.05.16)

Facebookは、政権お抱えメディアMediaworksのFBページ上での広告掲載を禁止に。これに対して、KESMA(Mediaworksが属す財団)に加え、グヤーシュ首相府相やコヴァ―チ報道官らは抗議。「政治的、イデオロギー的な理由」であり、メディアの自由を侵すひどい検閲としました。
現政権や周辺では、同性愛者への不寛容発言が散発的に見られますが、昨日はクヴェール議長が発言。

今日の見出し(2019.05.15)

トランプ大統領は13日のオルバーン首相との会談で、「まるで双子のように感じた」と述べました。首脳会談に参加していたコーンスタイン駐ハンガリー・米大使が、ニュースサイト444.huによるインタビューで明らかに。
トランプ氏はオルバーン氏に、「我々はすべての人から支持されているわけではないし、我々はすべての人に好かれているわけではない。でも、結果を見れば(結果を出していることはわかる)」と伝えたとのこと。

今日の見出し(2019.05.14)

オルバーン首相とトランプ米大統領は13日、ワシントン・ホワイトハウスで会談を行い、お互い称賛しあい、2国間の防衛・経済・政治関係の協力を深めていくと確認しました。
本日の配信では、会談後のオルバーン首相コメント、会談前のプレスとのやり取り、18年ぶりの会談の意義や狙いについての見方などお伝えしています。さらに、同日に米国務省に招かれた協議したマールキ・ザィ氏の報告についても掲載しています。

今日の見出し(2019.5.13)

オルバーン首相は本日、16:15(ハンガリー時間)に米ワシントンDCに到着。20時からトランプ大統領と会談の予定。ドイツDaimler AG とBMWは、販売減少や米中貿易摩擦への懸念などで逆風下にあるため、ハンガリーでの投資事業をそれぞれ遅らせる方向。独Handelsblattが12日付で報道。

今日の見出し(2019.5.10)

オルバーン首相は、訪問先のルーマニア・スンパウル市で、飼料工場の開所を行い、中欧諸国での関係強化の重要性を訴えるとともに、欧州議会選挙で投票するよう促しました。ナジ・イムレ像が本日明け方、ブダペスト市ヤーサイ・マリ広場(マルギット橋ペスト側たもと)に移設されました。前回の年末の国会議事堂近くからの撤去と同様に、市民が寝ている間に行われました。

今日の見出し(2019.05.09)

全国裁判所庁(OBH)の活動内容を評価する評議会が、ハンド―OBH長官の解任要求手続きを開始。評議会はかねてからハンド―長官に批判的でしたが、解任要求手続きを開始するのは今回が初めて。ハンド―氏と欧州議員の夫は、オルバーン首相とは学生時代からの仲。
2019年版国内の富豪トップ100人(推定総資産ベース)では、オルバーン首相の長女の夫ティボルツ・イシュトヴァ―ン氏が32位で、初めてリスト入り。総資産は350億フォリント。トップ100の中では32歳と最年少でした。

今日の見出し(2019.05.08)

オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への取り下げを発表したことについて、ウェーバー氏自身は「ハンガリーは誤った方向に進んでいる」とコメント。欧州委員会は最新の四半期経済見通しで、ドイツとユーロ圏の本年の成長予想を引き下げる一方、ハンガリーについては従来の3.4%から3.7%に上方修正しました。ただし、政府の予想4%よりは低い水準。

今日の見出し(2019.05.07)

オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への支持取り下げを発表したことについて、EPP広報官は「過去にもあったこと」と動揺のそぶりを見せず。(2014年にEPP候補のユンケル現欧州委員長が選出された際も、Fideszは賛成しなかったため)
一方、EPPの主要メンバーであるドイツ与党CDUのクランプカレンバウアー党首は、オルバーン氏のここ数日の行動からすると、EPPから出るという明確なサインだ、とコメントしました。

今日の見出し(2019.05.06)

オルバーン首相は本日午後、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補マンフレード・ウェーバー氏(独)は支持しないと明言。新たな相応しい候補者を探すと述べました。オーストリアのハインツ・クリスティアン・シュトラッヘ副首相(右派自由党FPÖ党首)との会談後の共同記者会見で発言。
オルバーン首相は8日からルーマニアのハンガリー系政党RMDSZの招待で、ハンガリー系住民の多いトランシルバニア地方を周ります。今月下旬の欧州議会選挙前に支持固めを狙います。

今日の見出し(2019.05.03)

オルバーン首相は5月13日、トランプ米大統領の招待によりワシントンを実務訪問し、大統領と会談します。両者の会談は、トランプ氏就任以来、初めてになります。
オルバーン首相は昨日、イタリアのサルヴィーニ内相と会談。会談後の記者会見では、欧州議会選挙後にはEPP(欧州人民党グループ)は、より右側の勢力と協力すべきとし、例として同内相が率いる新勢力「人民と国家の欧州同盟 (EAPN)」を挙げました。