今月のまとめ(2018年4月)

「ハンガリー経済情報」ではご契約いただいているお客様に、「各月のまとめ」を翌月第 1 営業日に配信しております。以下はその抜粋です。

PDF 文書目次 

テーマ              頁数
● 内政・外交・・・・・・・・・・・1
● 政党支持率調査、選挙結果予測・・2
● 経済・産業・金融・・・・・・・・3
● 日系企業関連・・・・・・・・・・3
● 経済指標・・・・・・・・・・・4-5
● 4 月の見出し一覧・・・・・・・5-8


内政・外交分野では、8日の議会選挙で、右派の与党Fidesz・KDNPが圧勝。予想を上回り、3分の2をちょうど上回る133議席を獲得◆第4次オルバーン政権は「国民から付託を受けた」とし、移民流入反対、ハンガリー国益第一主義を貫く構え。まずはNGO活動規制の「ストップ・ソロス」包括法案の成立を目指す。◆国内的には、人口政策が最重要政策の1つに。◆与党圧勝は、反政権側の勢力にも大きな影響を与えた。野党では約半分の党首が辞任。メディアでは反政権新聞、ラジオが廃止に。一方、ブダペスト市を中心に「我々こそが多数!」とする大規模デモが発生。◆EU関連では、対ハンガリー制裁発動を妥当とする報告書が明らかに。

経済面では、選挙の月だったためニュースは少なく。◆17年財政赤字はGDP比2.0%、一般政府債務残高は同73.6%。◆3月の新車販売台数は1.3万台弱、前年比+28.5%と引き続き好調。◆日本関係では、Zoltekが308億Ftの追加投資を発表。Bridgestoneは倉庫建設の追加投資を発表。国防軍はVitara300台を調達。

経済指標では、鉱工業生産(2月)は+4.1%(未調整値、営業日調整後ともに)と引き続き好調。本年第1四半期GDPは5%前後のかなり良い数字が期待される。◆消費者物価指数(3月)は2.0%と僅かに上昇。◆失業率(1-3月)は3.9%。◆現金給与総額・平均(2月)は30.7万Ft。

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