オルバーン首相が、欧州人民党グループ（EPP）からの欧州委員長候補ウェーバー氏への取り下げを発表したことについて、ウェーバー氏自身は「ハンガリーは誤った方向に進んでいる」とコメント。
中道右派EPPと価値を供にしない者は去るしかない、という趣旨のことを述べました。もっともオルバーン首相は、EPPこそが左に傾きすぎ、「キリスト教民主主義」としての本来のアイデンティティを失いつつあると主張を続けています。
欧州委員会は最新の四半期経済見通しで、ドイツとユーロ圏の本年の成長予想を引き下げる一方、ハンガリーについては従来の3.4％から3.7％に上方修正しました。ただし、政府の予想4％よりは低い水準。
鉱工業生産（3月）は前年比+8.0％（未調整値、営業日調整後ともに）と好調。中央統計局によると、自動車・自動車部品は伸び率が加速。これまでのところ、ドイツの景気鈍化の影響は現れていません。
本日の配信
＝内政・外交＝
・ウェーバー氏： ハンガリーは誤った方向に進んでいる
・社会党・対話、EU全体最低賃金24万Ft提唱
・ミュンヘン工科大学とCEU、提携協定に署名 政府には法的保証求める
＝経済・金融・産業＝
・欧州委、ユーロ圏成長予測を引き下げ、ハンガリーは引き上げ
＝経済指標＝
・鉱工業生産 （3月） 前年比+8.0％ （未調整値、営業日調整後ともに）
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