2019年11月

今日の見出し(2019.11.28)

グヤーシュ首相府相は、本日の定例記者会見で、「ブダペスト市関連では良いニュースと悪いニュース両方がある」と発言。記者会見では他にもユダヤ差別的ポスターやユーロビジョン不参加などについて。また、違法流入増加で国境フェンスにはトンネルも。スィーヤールト―外務貿易相は、共産主義体制の独裁制の下で犠牲になった人々を追悼する国際デーをつくるよう国際連合に提案することを明らかに。

今日の見出し(2019.11.27)

ブダペスト市議会は本日、2023年世界陸上の競技場建設における、カラーチョニ市長の5条件を全会一致で承認しました。それより先、政府は、建設で影響を受ける9区と21区区長の提案を受け入れ実施する旨、決定したと官報で掲載。(カラーチョニ市長の5条件のうち1つにたあります。)ハンガリーは中国と金融分野での関係強化も図っており、中国訪問中のヴァルガ財務相が本日、中国工商銀行と戦略的協力協定を締結。

今日の見出し(2019.11.26)

ブダペスト市が、2023年世界陸上開催のための競技場建設を受け入れるのかが注目されています。カラーチョニ市長は25日、受け入れのための5つの条件を提示。「キリスト教」を掲げるオルバーン政権の最近の取り組みは非常に精力的で、本日からはブダペスト市で迫害されるキリスト教徒に関する国際会議(第2回)が始まりました。

今日の見出し(2019.11.25)

EU外務理事会は本日、各国からの次期欧州委員候補を承認。今後、欧州議会が27日に承認すれば、12月1日に新欧州委員会が発足します。スィーヤールトー外務貿易相は、ハンガリーからの候補を妨害しようとした、国際的な移民受け入れ勢力は失敗に終わったと歓迎。政府が気候変動に関するアンケートを取っていたことが明らかに。積極的な告知を全くしていなかったため、ほとんど知られていませんでした。

今日の見出し(2019.11.22)

オルバーン首相は22日、ハンガリーの欧州委員候補が近隣政策・拡大交渉のポストを得たのは、国の外交政策で過去10年の最大の成功と歓迎。欧州議会の最大会派EPPに関しては、移民受け入れ積極派の左派に重心が傾いていたが、トゥスク次期党首がその流れを止められるのか注目するとしました。韓国タイヤメーカーHankookは、今月末に3日間工場の生産をストップします。

今日の見出し(2019.11.21)

欧州議会の最大会派EPPの昨日の党大会では、トゥスクEU大統領(ポーランド元首相)が党首に選出されました。トゥスク氏は、EUの価値を守り抜くため、ポピュリスト(大衆迎合主義者)や独裁的な者とは徹底的に戦う意欲を表明。名指しこそしなかったものの、ハンガリー与党のFidesz、オルバーン首相らを暗に示していることは明白でした。

今日の見出し(2019.11.20)

ハンガリーとポーランドは19日、EUの加盟各国との法支配状況の対話メカニズム強化案に反対。米政府によるイスラエルの入植容認姿勢への転換について、EUでは共同非難声明の発表は断念。ハンガリーが拒否のため。ブダペスト市の副市長は、今後5年内に市内の交通量削減措置を必ず講じると表明。検討対象になるのは混雑税、ディーゼル車の制限など。

今日の見出し(2019.11.19)

ハンガリーからの欧州委員候補ヴァールヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)が、欧州議会外務委員会に支持されました。パクシュ原子力発電所の新原子炉2機は、当初の完成予定2026~2027年から遅れて2029年頃になる見込み。シュリ・ヤーノシュ大臣(同原発拡張事業担当)が18日の国会経済委員会で明らかに。

今日の見出し(2019.11.18)

昨日11月17日は、チェコスロバキア社会主義国の民主化革命「ビロード革命」からちょうど30周年。プラハでの式典にはオルバーン首相も参列し、 「30年前、中欧諸国にとってはヨーロッパが未来だった」ものの、今は、「中欧こそが欧州の未来」と言えると力強く述べました。

今日の見出し(2019.11.15)

欧州委員候補ヴァ―ルヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)に対する、欧州議会外務委員会の追加質問は、グルエフスキ・マケドニア元首相の亡命問題にまで及んでいることが明らかに。回答期限は18日。今晩の一大イベントである、プシュカーシュ競技場オープニング(およびハンガリー・ウルグアイのサッカー親善試合)を控え、オルバーン首相が動画をFacebookにアップ。

今日の見出し(2019.11.14)

ハンガリーの欧州委員候補ヴァ―ルヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は、本日の欧州議会外交委員会によるヒアリングで支持を得られず。第2段階として、書面での質問に来週月曜までに回答することになります。7-9月期実質国内総生産(GDP)伸び率は5.0%と予想を上回る好調さ。ハンガリー経済は本年は減速に転じるという見方が一般的でしたが、7-9月期に関してはまだ持ちこたえています。

今日の見出し(2019.11.13)

ハンガリー政府は、欧州委員会によるEU補助金の10%減額処分案を受け入れ。報道によると、EU補助金の不適切な管理のため。額は5000億Ft以上になる見込み。野党「対話」のヤーヴォル欧州議員は7000億Ftとしています。財務省は12日夜、本年に入り第2弾となる、景気下支え及び競争力向上のための包括法案を国会に提出。米中通商摩擦の影響がハンガリーでも。

今日の見出し(2019.11.12)

欧州議会法務委員会(JURI)は本日、ハンガリーからの欧州委員候補ヴァールヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)について、利益相反はないと判断しました。今後、欧州議会の関連委員会によるヒアリングに進みます。来年の最低賃金、保証賃金に関して、政労使で12月に再交渉する可能性が高まっています。地方選挙で首長が交代した自治体では、いろいろなことが起きています。

今日の見出し(2019.11.11)

国内の10の地方自治体では昨日、先月の選挙のやり直しが行われ、ヤースベレー二市長選などで野党が再勝利しました。政府は、年金受給者に対して今月、平均3万フォリント超を臨時で支給します。成長率が3.5%超となったときに支給する「年金プレミアム」と、物価調整のため。独Boschは、ドイツのステアリングコラムの生産をハンガリー・エゲルの工場に移管します。