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外出制限措置を今後どうするかについて、オルバーン首相は明日午後に発表する見込み。当初は、本日中と自ら述べていましたが、コヴァ―チ報道官が先ほど動画で「明日」と修正。( 現在の制限措置は11日0時に失効 )
政府の本日の閣議では、カラーチョニ・ブダペスト市長と政令都市市長連盟のスィタ会長も出席。その中で、カラーチョニ氏とスィタ氏はともに外出制限の延長を要請。
特に、カラーチョニ氏は閣議の後、1か月の延長が必要と閣議で示したことを明らかに。ただし、最終決定は政府と述べました。(その後、別の会見で、政府は追加制限措置を検討しているようだったと述べています。)
オルバーン首相は明日、政府対策本部の会合での意見を聞き、その後専門家らと協議し、最終的に外出制限をどうするか決定するとのこと。
新型コロナウィルスの感染確認累計は895人に。昨日から78人増加。死者は59人と、11人増加。回復は94人で23人増加。現在の感染者数は743人に。
ここ数日、ブダペスト市内では院内感染や、老人ホームでの感染が報じられています。対策本部は、ペシュティ通りにある老人ホームの入居者のうち、4人が死亡と確認しました。
ブダペストとペシュト県の感染確認数は全国の60％以上であることを踏まえ、対策本部は老人ホームの衛生運営状況の監視を強化するとしました。また、外出制限違反が増加していると指摘し、市民の順守を繰り返し訴えました。
＊外出は、仕事や食料品調達など「正当な理由」があるときのみ可能です。余暇時間に行う散歩やジョギングは独りか同居家族とのみで。ソーシャルディスタンシング（最低1.5m）を守ってください。
コロナ経済対策の目玉の1つ、給与補填の追加的詳細が明らかに。パルコヴィチ革新技術相からの情報、そして報道ベースではありますが内部資料に基づく政府の想定については、本日の配信に含めました。（政令は未発表のため、いずれにしても不明な点が多く残されています）
一方、ノヴァーク人材省次官（家族担当）は本日、対策本部の定例記者会見の冒頭で非常時における家族政策について説明。これまでの各種の優遇措置はどれも停止することはないと強調しました。停止よりも今後も増大を続けると方針を表明。
消費者物価指数（3月）は前年比3.9％と減速。しかし食品価格は7.6％上昇と、コロナの影響が出ました。
＝コロナ関連＝
・感染状況（8日）
・感染状況の推移（グラフ）
・県別マップ
・死者の年齢（グラフ）
＝コロナ経済対策＝
・給与補填、労働時間15～50％短縮の場合
・政府、100万人へ給与補填を想定の模様 上限は月7.5万Ft （444.hu報道）
＝経済・産業・金融＝
・Fordも自動車15台を提供
・企業寄付 Bridgestone、Huawei、Aldiなど
・2019年の乗用車盗難は503台、さらに大幅減少
最多はFord
＝コロナ関連＝
・消費者物価指数（3月）+3.9%に減速 食品は7.6％上昇
＝コロナ暮らし関連情報＝
■ ヴェレンツェ湖は行楽客にNo
ブダペスト市から小一時間の距離にあるヴェレンツェ湖（Velence）の地元市長は、駐車場を全面的に閉鎖する方針を発表。先週末に行楽客が大挙して押し寄せたため。
地元のスーパーSparの大きな駐車場は買い物客のみ1時間、鉄道駅の前の駐車場も地元民の通勤のためのみとしました。
■ Tescoは入店者数上限を導入
Tescoは本日、入店者数の上限を明日から導入すると発表。買い物客どうしが最低2メートルを確保できるようにします。
上限数は売り場面積をもとに算出されるため、店舗により異なります。
また、複数の入り口がある店舗は、1か所にします。
Tescoは営業時間を短縮（特に夜）していましたが、復活祭の前・後は買い物客の増加が見込まれるため、再び営業時間はやや伸びます。
■ Sparは購入制限を緩和
Sparは購入制限対象を次の4つの商品のみにすると発表。各商品とも最大10個まで。
・小麦粉
・食用油
・コメ
・イースト
（Sparはこれまで量り売りは1商品につき5キロ、個数売りは10個までとしていました。）
Sparも復活祭のため、営業時間を調整。詳細はホームページをご覧ください。
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