2020年

今日の見出し(2020.11.10)

国会は本日午後、非常事態宣言の90日延長案を可決しました。野党も大半は賛成。この延長を受け、11日0時からは、厳しい制限措置が講じられます。例として、夜8時から翌朝5時までの外出禁止。消費者物価指数(10月)は前年比3%に減速。ただし、食品価格の上昇は引き続き高くなっています。中でも、ハンガリー料理に欠かせない豚脂、ベーコンの価格が高騰しており、家計には直撃。

今日の見出し(2020.11.09)

コロナ感染者急拡大が止まらない中、オルバーン首相が大変厳しい一連の措置を発表。先週施行となった追加措置に関しては、「緩い」という声が各方面から出ていました。首相は本日、初めて、「マスク着用義務徹底だけでは、現在の感染拡大速度を下げるに十分ではない」という考えを示しました。オルバーン首相、V4首脳としては最後にバイデン氏に「祝辞」。

今日の見出し(2020.11.06)

オルバーン首相は、専門家の予想ではこのまま最悪シナリオを辿ると12月半ばには集中治療室のベッド4480床が埋まり、対応能力がいっぱいになるため、待機可能な手術は延期すると発表しました。この能力を超えた場合は、病院以外でも治療設備を確保するとしました。一方で、国民には既存ルールを厳守するよう強く要請しました。

今日の見出し(2020.11.05)

規感染者はかろうじて4000人以下だったものの、引き続き高い水準。死者も80人台と高いまま。入院患者数は初めて5000人を超えました。この1か月で8倍以上に。人工呼吸装着数は10倍以上に。深夜外出禁止は本日0時より、大きな混乱なく始まりました。朝5時まで。通勤や労働のため、緊急事態などは例外扱いです。

今日の見出し(2020.11.04)

オルバーン首相は今朝は6時から政府コロナ対策本部の会合に出席。その後、Facebookで、すべての人がこれまでの措置、また追加措置を厳守すれば十分だろうという見方を示しました。米大統領選挙を巡っては、スロベニアのヤンシャ首相が本日午前には早々と、トランプ氏の勝利は「明白」とし、祝辞のツィ―トをしました。オルバーン首相も同様にトランプ支持者ですが、今のところコメントはありません。

今日の見出し(2020.11.02-03)

ウィーンでの銃撃事件を受け、オルバーン首相は今朝、連帯と追悼の意をFacebookで表明しました。首相は、「ブダペストとウィーンは義理兄弟のようなもので、ウィーンに対する攻撃は我々への攻撃、ウィーンの苦しみは我々の苦しみ、ウィーンが受ける挑戦は我々にとっても挑戦」と述べました。ヨーロッパでのここ最近の一連のテロを挙げ、オーストリアとともにヨーロッパを救うとしました。

今日の見出し(2020.10.30)

政府は、現在の入国規制を1か月延長し、11月30日までとしました。欧州各国で厳しい追加措置が次々に講じられる中、オルバーン首相は本日のラジオインタビューで、今ある措置、つまりマスク着用義務の徹底で対応すると繰り返し、経済や日常生活は止めないという基本方針に変わりはないことを示しました。コロナ予防ワクチンについては、12月末~1月に入手可能になるだろうという見通しを示しました。

今日の見出し(2020.10.29)

マスク着用ルールが強化されます。政府コロナ対策本部が、本日の記者会見で発表。11月2日(月)からは、レストラン、バーなどでも着用義務化。飲食の時のみ外して良いことになります。政府は、これまでのところハンガリーの防疫体制はうまくいっているとの見解。人口あたりの累積感染数も死者数もEU平均以下と強調しています。しかし、ここ数週間はそうではありません。

今日の見出し(2020.10.28)

オルバーン首相、トランプ氏再選希望を再び表明。離任直前のコーンスタイン米大使は、ハンガリー政権を擁護。報道の自由もあり全体主義などではないと。欧州議会文化教育委員会がSZFEでヒアリング。新指導部の主張と旧指導部や学生らの主張は平行線。 Facebook、極右「我々の祖国」アカウントページを削除。フォリントがまた低下。

今日の見出し(2020.10.27)

新規確認数は、前週から1.5倍のスピードで増加しており、過去7日間の平均は2126人/日と、初めて2000人を超えました。死者数も本日は63人と過去最多に。国内では次から次へと、政治家や著名人の感染や、社会保障施設での集団感染が報じられています。ヴァルガ大臣は、本年の経済成長率見通しをマイナス6.4%に下方修正したことを明らかにしました。故ブッシュ大統領の銅像が完成。

今日の見出し(2020.10.26)

演劇映画大学のデモには少なくとも数千人が参加。EU、ハンガリーに5.04億ユーロ融資を承認(雇用維持SUREプログラム)。 鎖橋改修工事で、トランパレンシー・インターナショナルが監視役に。コロナ新規確認数が、週末に急増。ムッレール主席医務官も本日の政府コロナ対策本部の記者会見で、「劇的な状況。残念だがハンガリーも、コロナ第2波の急増段階にある」と。

今日の見出し(2020.10.22)

政府は、欧州の中でハンガリーの感染状況は、「中程度」であり、防疫はうまくいっているというスタンス。グヤーシュ首相府相によると、病院の空ベッドの割合は現在、47%で、通常の手術を延期する必要もないとのこと。政府、家庭医制度を22年末までに改革方針。政府はUAEの国連安保理・非常任理事国立候補を支持。

今日の見出し(2020.10.21)

ニーレジハーザ病院の院長が新型コロナウィルスで死亡。国内で病院トップが犠牲になったのは初のケース。一方、ブダペスト市聖ヤーノシュ病院の院長も陽性が判明。ヴァルガ・ユディット司法相も陽性に。コロナ下水調査では、先週についてはウィルス濃度、傾向も前週から変化なし。政府は米国でのハンガリーイメージアップのためロビーストと契約。

今日の見出し(2020.10.20)

オルバーン首相は昨日の国会本会議の質疑応答で、野党に対して、コロナ防疫を手伝わないなら、少なくとも足を引っ張ることはやめた方がいいと発言。国内のコロナ死者数は人口100万人あたり117人で、ドイツ、オランダ、フランス、ベルギー、スウェーデンなどの方がよほど高いとしました。華為がブダペストにR&Dセンター設立を決定。