今日の見出し(2018.05.28)

急進的右派Jobbikの亀裂は深まるばかり。執行部は、党内で新たな派閥設立を計画しているトロツカイ氏を規律委員会にかけると発表。

小規模グリーン系野党「政治の新しい形(LMP)」は、週末に行われた党大会で新たな執行部メンバーを選出。 セール・ベルナデット共同党首以外はすべて入れ替えに。

総選挙後、野党陣営では党首が辞任するなどしたため、執行部の顔ぶれも変わっています。左派最大野党の社会党は、クンハルミ・アーグネシュ議員やメシュテルハーズィ元党首ら5人が党首に立候補。

一方、「対話」共同党首のカラーチョニ氏は国会議員に選出されていたものの、ブダペスト市14区長の任務継続のため、国会議員の議席はコチシュ・ケーク・オリヴィオ氏に。(同氏は生まれ、育ちともにハンガリー。母がハンガリー人、父がアフリカ系)

経済では、欧州統計局(Eurostat)が、EU加盟各国の他のEU国での就労割合を発表。 ハンガリー人は労働力人口の5.2%が流出(2017年)。EU平均より高くなっています。

民間経済研究所GKIは、現政権に厳しいことで知られますが、本年の成長率見通しを上方修正し4%に

ブダペスト市のタクシー業界で再編が進みます。 FőtaxiがBudapest Taxiの買収を発表。これにより、フリートは2000台程度になります。

本日の配信 

=内政・外交=
・Jobbik、深まる亀裂  派閥提案のトロツカイ氏は規律委員会に
・LMP、執行部刷新
・アンディ・ヴァイナ氏、政府コミッショナーに再任

=経済・金融・産業=
・他のEU加盟国で働くハンガリー人、全体の5%超 34万人弱
・求職者数25.7万人  15.4%減
・GKI、成長率見通しを4%に上方修正
・タクシー会社Főtaxi、Budapest Taxiを買収
・政府、Gazpromと19年ガス供給で合意

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