今日の見出し(2021.09.09)

隣国セルビアでは、首都ベオグラード・ゼムンでは本日、中国シノファーム製ワクチンのライセンス生産に向けて工場建設の定礎式が挙行されました。量産は2022年3月開始の見通し。投資額は3000万ユーロで、セルビア、中国、UAEの共同事業。月に300万回分のワクチン生産が可能になる計画。ハンガリーのワクチン工場(22年末に量産開始予定)でもシノファーム、およびスプートニクのライセンス生産が行われる見込みです。

今日の見出し(2021.09.06)

オルバーン首相、来春の総選挙について「われわれが勝ち、彼らが負ける」と。バラトン湖畔の村で行われた毎年恒例の「ピクニック」での発言。与党議員やオルバーン政権シンパの知識人らが集まるもので、非公開のため内容詳細は不明。東京パラリンピックでハンガリーは金7、銀5、銅4、の合計16個を獲得。国別メダル獲得数では18位でした。

先週の見出し(2021.08.02~08.09)

米Foxニュースのタッカー・カールソン氏がハンガリーを訪問、オルバーン氏へインタビューしました。オルバーン氏曰く、バイデン氏による「全体主義の悪党ども」呼ばわりはハンガリー国民全員への侮辱。リベラル派からの攻撃は、我々が成功しているからと。ノルウェー助成金協議打ち切りで、政府は法的措置へ。欧州委の法の支配報告書には反論。

先週の見出し(2021.07.26~08.01)

3回目(ブースター)接種が1日から開始に。「ペガサス」スキャンダル、国会国家安全保障委員会は定足数に足らず無効。 選挙委、オルバーン首相提起の国民投票の設問を承認。F1ドライバーらがハンガリーの小児性犯罪罰則強化(子どもを守る法)を批判、ホモフォビア条項が含まれるため。司法相はそれに対し反撃。コロナ復興開発基金の給付遅れる。

先週の見出し(2021.07.19~07.25)

反LGBTQとされる法律を巡り、オルバーン首相は国民投票実施を提案。「ブリュッセルから明らかに攻撃を受けて」おり、政府だけでは十分ではなく、国民が声を挙げて拒否する必要があるとしました。イスラエルのスパイウェア「ペガサス」スキャンダルでは、政府は基本的に「合法的な諜報活動」しかしていないという見解。使用するソフトウェアについて明らかにすることはなく、国際的にヒステリックなまでに大騒ぎしていると反論。

先週の見出し(2021.07.12~07.18)

新規陽性確認者数は、僅かながらも増加しているようです。一方、死者数は低く収まっています。先週は、欧州委員会がハンガリーの「反LGBTQ法」とされる法律について、予想通り侵害手続きを開始。本日の配信ではそのニュースに加え、ハンガリー人のLGBTQの受け入れ度合い、また権利に関する考え方について、2つの調査結果を紹介しています。

先週の見出し(2021.07.03~07.11)

欧州議会は、ハンガリーの「反LGBTQ法」糾弾の決議を圧倒的多数で採択。オルバーン首相は「LGBTQ活動家は学校に入れない」。UEFAはハンガリーファンに差別的行為が確認されたとしてハンガリーサッカー協会を処分。この決定に対して外相は「恥を知れ」。政府は、建材価格急上昇を抑制するための一連の措置を発表。また経済活動再開のための13の措置も発表。

今日の見出し(2021.06.28)

オランダ・ハーグのハンガリー大使館建物にはNGOのアムネスティ・インターナショナルがレインボーのライトアップをするという前代未聞の抗議が行われ、スィーヤールト外務貿易相は同国当局を激しく非難。オルバーン氏は、EUがまとまり続けるには、欧州リベラル派が、ハンガリーのような非リベラルの考え方や権利も尊重することが不可欠と結論付け。そうした「多様性の中にこそ結束があり、それこそが未来である」としました。

今日の見出し(2021.06.25)

ブリュッセルで行われていたEU首脳会合では一部の首脳からオルバーン首相に対し非常に激しい非難の声が上がったと報じられています。オランダのルッテ首相は、オルバーン氏に対してEUを出るべきと示唆。一方、ルクセンブルグのベッテル首相は、オルバーン氏に対して、この法は超えてはならない一線を超えた、これは基本的権利、他とは違ってよいという権利の問題なのだ、としたとされます。

今日の見出し(2021.06.24)

ハンガリー政府は本日より、陸路での入国に関し、ウクライナからを除くすべての隣国と、コロナ制限措置前と同様に検問なしとしました。一方、空路では制限は残っています。グヤーシュ首相府相は、空路は陸路ほど単純ではなく、欧州大陸以外からのトランジットなどもあるためと説明。ハンガリーの小児性犯罪防止法では、アーデル大統領が署名。正式に発効することになります。

今日の見出し(2021.06.23)

その対立は、フォン・デア・ライエン欧州委員長とオルバーン首相の間でも繰り広げられました。フォン・デア・ライエン氏が今朝、同法を人権、尊厳に反するもので「恥」と強い言葉を使って批判したのに対し、オルバーン首相も直ちに応酬。「恥」は、フォン・デア・ライエン氏の方だとし、「恥」「恥」「恥」と3つの理由を挙げ、3倍返し。「恥はどっちだ」となりました。