今日の見出し(2021.06.22)

明日のサッカーEURO2020ハンガリー対ドイツ戦に関して、欧州サッカー連盟UEFAは会場となるミュンヘンのアリアンツ・アリーナに虹色のライトアップすることは承諾せず。Magyar Suzukiが昨年の生産実績と業績概況を発表。コロナ禍の影響を受け、生産、純売上高ともに前年比3割以上減少。国立銀行が約10年ぶりに利上げに踏み切りました。

今日の見出し(2021.06.21)

グループ予選の最後の試合はドイツとで、水曜日21時から。場所はドイツ・ミュンヘンに移ります。この試合を巡っては、単なる試合以上に緊張感が高まっています。ミュンヘン市長が、会場のアリアンツ・アリーナをレインボーカラー(LGBTQ象徴)のライトアップで照らそうという署名運動に賛同し、欧州サッカー連盟UEFAに承諾するよう正式に書簡で要請したため。

今日の見出し(2021.06.18)

オルバーン首相は本日、公共ラジオ局による定例インタビューで、ワクチン接種のみが身を守る唯一の手段であり、まだ接種していない300万人は今後感染するリスクがあると改めて述べました。一方で、政府は昨日、パンデミックに対する即応態勢を再度6か月延長し、12月18日までとしました。この「即応態勢」は昨年6月、コロナ第1波の「非常事態宣言」が終了する際、導入されたもの。

今日の見出し(2021.06.17)

ホモフォビア的条項を含む小児性犯罪防止法案について、さらに国外で懸念が広がっています。これらを受け、オルバーン首相は公式ウェブサイトで反論。自分たちの考え以外は認めない左派リベラルの方こそ「多様性」を軽視しているとしました。そして、「現代のリベラル派は、大卒の共産主義者と変わらない」としました。ハンガリーのこれからの脅威は、パンデミック、移民、ジュルチャーニ……。

今日の見出し(2021.06.16)

国会が昨日採択した、ホモフォビア的条項を含む小児性犯罪防止法案について、国外でも懸念や反対が広がっています。在ハンガリー米国大使館が声明を発表した他、ディディエ・レンデルス欧州委員(司法・消費者、内部監査担当)、ドイツのミヒャエル・ロート 外務省欧州担当国務大臣も声を挙げました。人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルハンガリー支部は、本日18時から、大統領府前で、再び抗議デモを開催します。

今日の見出し(2021.06.14)

本日18時から、人権擁護などの市民団体が国会議事堂前の広場でデモ集会を行います。政府が小児性犯罪法案に修正動議をつけるかたちで、18歳未満にはLGBTQを「広めるような内容」の提示禁止を提案しているため。これについては国内最大民放テレビ局RTLも「多様性や寛容に対する欧州の価値に反する」と異例の抗議声明を発表。なお、修正動議が成立すると、ハリーポッターも18歳未満視聴禁止になるとしています。

今日の見出し(2021.06.11)

コロナ第3波が収束する中、オルバーン首相は、反移民に再び力を入れそうです。本日の定例ラジオインタビューでは、「単に不法流入者を拒否するのではなく、感染リスクの観点から今後2年は流入者をすべて拒否すべきだ」としました。対策本部は、これまで行ってきた定例記者発表を終了すると発表。(先月までは毎日、今月は火・金となっていました)

今日の見出し(2021.06.10)

本日の政府の定例記者会見(Kormányinfó)には、オルバーン首相がサプライズで登場。2時間以上に及びました。新たな国民との協議開始、最低賃金20万Ft目標、個人所得税の還付、復旦大学のキャンパス建設に関わる住民投票などについて。またEURO2020を前にしたアイルランドとの親善試合での人種差別抗議の片膝つきポーズについては不快感表明。ブーイングしたハンガリーサポーターを事実上支持。

今日の見出し(2021.06.09)

国内は、新型コロナ防衛から、コロナ後に経済をいかに迅速に回復、成長につなげ、社会をどう豊かにしていくかに重心が移っています。オルバーン首相は本日、家族フレンドリーな大規模な減税方針を表明。子どもを育てる親が本年納付する個人所得税を、来年1-2月に返還します(少なくとも平均給与分までで、一定の上限は設ける見込み)。ただしこれは、本年の経済成長率が5.5%以上に達したら実施という条件付き。

今日の見出し(2021.06.08)

ムッレール主席医務官は本日の政府対策本部記者発表で、コロナ新規感染者は全国的に減っており、第3波は事実上終息した、としました。先週の新規感染者は、年齢層別では引き続き40-49歳が多く、全体の22%を占めました。地域別ではペシュト県が最も多く全体の17%、次いでブダペスト市が16%。逆にもっとも少なかったのはコマーロム・エステルゴム県とショモジ県で2%ずつでした。

今日の見出し(2021.06.07)

中国復旦大学キャンパス建設反対のデモ行進・集会が行われ、数千人が参加。「中国の植民地にはならない!」などとするプラカートが目立ちました。またカラーチョニ・ブダペスト市長らが立った演台には、「くまのプーさん」のぬいぐるみ。プーさんは、習近平国家主席と見た目がそっくりと指摘されて以来、中国では政治的抵抗の象徴になっているため。在ハンガリー・中国大使館は、カラーチョニ市長らの演説内容を強く批判。

今日の見出し(2021.06.04)

明日5日は、中国復旦大学キャンパス建設反対のデモ行進・集会がブダペスト市中心部で本日13時の時点で、Facebookイベント告知で5400人が参加、1万6900人が関心ありの表明をしています。オルバーン首相によると、国のワクチンの集団接種プログラムはじきに終了。今後も、希望があれば接種できる体制は確保するものの、これまでのような大々的に組織するものではないとのこと。接種会場の数も減ります。