政府は、「中欧報道メディア財団」下に政権寄りメディアを集約させる案件を、「国家の重要事業」と指定。この指定をすると、メディア監督局や経済競争庁(GVH)による審査を受けずに実現することに。
TAG オルバーン首相
今日の見出し(2018.11.27)
何かとスキャンダルが絶えないハンガリー。今度は、ハンガリー当局が拘束していたロシア人武器密売親子を、NATO同盟国の米国の送還要請を聞き入れず、ロシアに送還していたというニュース。これは米麻薬取締局が仕掛けたおとり捜査でした。在ハンガリー米国大使館は本日、ハンガリー側の米との協力へのコミットが疑われるとコメント。
今日の見出し(2018.11.26)
欧州連合(EU)は25日、ブリュッセルで臨時首脳会議を開催し、英国とのEU離脱(ブレグジット)合意案を承認。これを受けて、オルバーン首相は記者団らに対し、「真のブラックサンデー」としました。
英国離脱が防げなかった責任は、欧州指導者らにもあると言及。指導者らが選んだ欧州委員会委員長(ユンケル氏)の失策によるものとしました。
今日の見出し(2018.11.08)
欧州議会最大会派「欧州人民党グループ(EPP)」は8日、ヘルシンキでの会合で、EU基本理念尊重の宣言を採択。Fideszによると、同党の提案を反映する形で「リベラル民主主義」標榜から「キリスト教民主主義」に修正。Fidesz議員もこれを支持したことにより、同党がEPPから排除される動きは実質的に後退。
今日の見出し(2018.11.07)
シェムイェーン副首相がデモ集会を大幅に制限する法案を提出。成立すれば、現在のように祝日にコシュット広場や主要な集会場所で反政府デモを行うことは実質不可能になります。オルバーン首相は上海からフィンランド・ヘルシンキへ飛び、欧州議会の最大会派「欧州人民党グループ(EPP)」の大会(7-8日)に参加。
今日の見出し(2018.11.06)
政府は5日、「家族政策」をテーマにした「国民との協議」の質問内容を発表。今回も、形式は質問ながらも、政策広報の強化、世論の誘導に使われているのが表れています。一方で、政府が今後講じようとしている措置や方針も一部明らかになっており、例として若い新婚夫婦へ「新生活支援スタート」のための500-1000万Ftの無利子融資や、家族支援措置は重要法として扱うこと(国会で3分の2の支持がない限り改正できない)など。上海を訪問中のオルバーン首相は、本日は中国銀行の総裁との会談など。
今日の見出し(2018.10.24)
オルバーン首相は、来年5月の欧州議会選挙に向けてギアをアップしており、23日の1956年ハンガリー革命(ハンガリー動乱)記念日でも、現在の欧州委員会の脅威を強調。今、脅威は軍事的なものではなく、ブリュッセルが移民を大量に受け入れようとするとともに、EUで加盟各国の権限を奪い、中央集権型の「欧州帝国」の建設を狙っていること、と述べました。
今日の見出し(2018.10.18)
オルバーン首相は、次期欧州委員会の委員長候補として、ドイツ・メルケル首相に近いマンフレッド・ウェーバー氏を支持する旨、決定。
今日の見出し(2018.10.12)
オルバーン首相は定例ラジオインタビューで、トルコのエルドアン大統領の訪問に触れ、現政権の外交の基本は、「友人を集めること、敵ではなくて」と発言。トルコの民主主義状況については内政干渉、西側諸国のような説教になるようなことはしないときっぱり。
今日の見出し(2018.10.05)
オルバーン首相は昨日、真の文化の闘争はハンガリーではなく欧州で起きていると発言。ハンガリー国内で起きていると言われるものは、「ポジション争い」であり、そのうちすべての人が、一致した考えを持つようになるとしました。一方、欧州では自らの文化を守るための戦いが起きているとしました。
今日の見出し(2018.09.27)
オルバーン首相のプライベートジェット騒ぎは今日も続いています。グヤーシュ首相府相は法的には問題なく、来春の欧州議会選挙に向けて、首相を不利にしようと企む勢力の仕業と主張。
今日の見出し(2018.09.26)
プライベートジェットに豪華ヨット。オルバーン首相や周辺の実業家らの新たな腐敗疑惑が報じられています。オルバーン首相は贔屓のサッカークラブの試合を観る際、プライベートジェットを利用。ただしあくまでも「招待」であり、首相報道官によると問題にはあたらないという考え。
今日の見出し(2018.09.21)
ロガーン首相府官房長官によると、20日の欧州議会最大会派「欧州人民党グループ(EPP)の会合で、ユンケル欧州委員長がオルバーン首相のいないところで、ハンガリー与党FideszをEPPから排除する提案をしました。
今日の見出し(2018.09.18)
オルバーン首相は本日、モスクワでプーチン大統領と会談。会談冒頭でオルバーン首相は2国間関係についてバランスが取れ、先の見通しがしやすいものになっていると評価。貿易投資、エネルギーその他の分野での協力を進めるためにモスクワを訪問したと述べました。