2018年10月

今日の見出し(2018.10.30)

オルバーン首相は、改装した国立美術館(ブダペスト市、英雄広場)を正式にオープンさせ、「欧州で文化の戦い」が起きている中、ハンガリー文化とアイデンティティ、主権の保存の重要性を説きました。経済では、 EV車両購入支援プログラム(1台につき最高150万Ft補助金)が29日から再スタート。

今日の見出し(2018.10.29)

CEU大学連帯のデモ(先週金曜)では、2000人前後が参加。11月16日にも再び行われる見込みです。
今年の春、英国での元ロシア人スパイ暗殺未遂事件を受けて、ハンガリーがEUと連帯しロシア人外交官を追放した際は、オルバーン首相・プーチン大統領の近年の接近ぶりからは意外と捉えられたものの、裏では両国は容認済みだった模様。調査報道専門のDirekt36が報じました。

今日の見出し(2018.10.26)

コーンスタイン米大使は、CEU大学に関するハンガリー政府とニューヨーク州の政府間合意が早期に締結されるよう、双方に働きかけるとする声明を発表。「チャンスは、わずかながらもまだある」としました。 11月末までに署名されなければ、CEUは実質的にウィーンへの移転準備を開始。

今日の見出し(2018.10.25)

CEU大学(ソロス氏設立)が、次年度(2019/2020年度)から米国教育課程はウィーンに移管すると発表。大学理事会は、本年12月1日からの移転開始を承認。

今日の見出し(2018.10.24)

オルバーン首相は、来年5月の欧州議会選挙に向けてギアをアップしており、23日の1956年ハンガリー革命(ハンガリー動乱)記念日でも、現在の欧州委員会の脅威を強調。今、脅威は軍事的なものではなく、ブリュッセルが移民を大量に受け入れようとするとともに、EUで加盟各国の権限を奪い、中央集権型の「欧州帝国」の建設を狙っていること、と述べました。

今日の見出し(2018.10.19)

オルバーン首相は、EU域内での難民に関して、強制的な受け入れ割当という形のみではなく、資金などなんらかの結束を義務付けるというオーストリアのクルツ首相の提案に支持を示しました。水・木にブリュッセルで行われた欧州首脳会合で。

今日の見出し(2018.10.18)

オルバーン首相は、次期欧州委員会の委員長候補として、ドイツ・メルケル首相に近いマンフレッド・ウェーバー氏を支持する旨、決定。

今日の見出し(2018.10.17)

政府は、欧州議会が9月に対ハンガリー制裁手続き開始勧告を承認した際、採決規則に違反していたとし、欧州司法裁判所に提訴。トロ―チャーニ司法相が、記者会見で発表しました。欧州議会での「3分の2」の承認が有効か・無効かが焦点。

今日の見出し(2018.10.16)

国会は、ハンガリー制裁手続き開始を勧告した「サルジェンティー二報告書」の非難決議案を賛成多数で可決。経済では、ハンガリー国立銀行(中央銀行)が金の保有高を10倍の31.5トンに。合理的な経済的理由だけではなく「国力」的な要素を考えての決定。

今日の見出し(2018.10.15)

スィーヤールトー外務貿易相は、現在の欧州委員会の就任以来の過去4年半のパフォーマンスは、「スキャンダラス」と評価し、これまでにEUに深刻な害を及ぼした、と発言。
本日より、ホームレスを全面禁止とし、奉仕活動を課す、拘留するなどする軽犯罪改正法が施行となりました。英BBCも取り上げています。

今日の見出し(2018.10.12)

オルバーン首相は定例ラジオインタビューで、トルコのエルドアン大統領の訪問に触れ、現政権の外交の基本は、「友人を集めること、敵ではなくて」と発言。トルコの民主主義状況については内政干渉、西側諸国のような説教になるようなことはしないときっぱり。

今日の見出し(2018.10.11)

ハンガリー・ウクライナ間の緊張が止むことなく上昇しています。ハンガリー外務省は昨日、ウクライナ大使を本省に召喚し、国内の極右系ウェブサイトが二重国籍保有者の名前のリストを掲載したことなどに抗議。これに対して、大使は、「ウクライナ政府は関与していない」という立場。

今日の見出し(2018.10.10)

ブダペストのタルロ―シュ市長(70)は10日、オルバーン首相の要請を受け入れ、来年の地方選挙で与党Fidesz公認候補者として再出馬します。オルバーン首相が市長と会談した後、共同記者会見で明らかに。

今日の見出し(2018.10.09)

トルコ・エルドアン大統領は、本日はオルバーン首相と2国間のビジネスフォーラムやオスマン帝国時代の詩人のギュル・ババ(Gül Baba)の霊廟の改修完成式に出席。