CATEGORY 毎日の見出し

今日の見出し(2018.11.15)

マケドニアのグルエフスキー元首相のハンガリー当局への庇護申請に関しては、ハンガリー政府も14日確認。しかしながらグヤーシュ首相府相は本日の記者会見で、政府間レベルの事案ではなく、あくまでも移民局が法に則り審査するとし、政治的色合いを出すことは極力排除。

今日の見出し(2018.11.14)

経済では、中央統計局がGDP(7-9月期)速報を発表。前年比では、4.8%(未調整値)、5.0%(調整値)の増加と、市場予測を大幅に上回りました。前期比も1.2%増。そのため、ヴァルガ財務相は、本年の成長率は4.3~4.5%と事実上上方修正。

今日の見出し(2018.11.13)

マケドニア当局から国際指名手配されているニコラ・グルエフスキー前首相が、ブダペストに逃亡し、政治亡命をハンガリーに申請していることが明らかに。国会は13日、秋の税制改正包括法案を賛成多数で可決。グループ法人税制度の導入、赤字が続く大企業への強制監査、福利厚生におけるスポーツ観戦チケットの非課税継続などが含まれます。また、トラックの軽油物品税還付は縮小に。

今日の見出し(2018.11.12)

国は、ホテル宿泊客の個人情報を中央で集約管理するデータベースを創設する計画。そのための法案を提出しました。収集されるのは、宿泊客の名前、生年月日、旅券データなど。ホテルは、提出義務を負うことになります。

今日の見出し(2018.11.08)

欧州議会最大会派「欧州人民党グループ(EPP)」は8日、ヘルシンキでの会合で、EU基本理念尊重の宣言を採択。Fideszによると、同党の提案を反映する形で「リベラル民主主義」標榜から「キリスト教民主主義」に修正。Fidesz議員もこれを支持したことにより、同党がEPPから排除される動きは実質的に後退。

今日の見出し(2018.11.07)

シェムイェーン副首相がデモ集会を大幅に制限する法案を提出。成立すれば、現在のように祝日にコシュット広場や主要な集会場所で反政府デモを行うことは実質不可能になります。オルバーン首相は上海からフィンランド・ヘルシンキへ飛び、欧州議会の最大会派「欧州人民党グループ(EPP)」の大会(7-8日)に参加。

今日の見出し(2018.11.06)

政府は5日、「家族政策」をテーマにした「国民との協議」の質問内容を発表。今回も、形式は質問ながらも、政策広報の強化、世論の誘導に使われているのが表れています。一方で、政府が今後講じようとしている措置や方針も一部明らかになっており、例として若い新婚夫婦へ「新生活支援スタート」のための500-1000万Ftの無利子融資や、家族支援措置は重要法として扱うこと(国会で3分の2の支持がない限り改正できない)など。上海を訪問中のオルバーン首相は、本日は中国銀行の総裁との会談など。

今日の見出し(2018.11.05)

オルバーン首相は現在、スィーヤールトー外務貿易相などとともに上海を訪問中。本日は、習国家主席やHuawei(ファーウェイ)の輪番CEOらと会談。上海訪問は、中国初の大規模な国際輸入博覧会(CIIE)のため。ハンガリーは12の主賓国の1か国。

今日の見出し(2018.10.31)

欧州検察庁への参加を巡っては、与党らは国会で30日、審議することすら否決。国会は、米ノートルダム大学とハンガリー国内の同じカトリック系大学パーズマーニ・ペーテル大学との協力協定については賛成多数で承認。対照的に、ソロス氏が創立したCEU(セントラル・ヨーロピアン大学)について、政府はNY州との政府間協定への署名は棚上げ状態。

今日の見出し(2018.10.30)

オルバーン首相は、改装した国立美術館(ブダペスト市、英雄広場)を正式にオープンさせ、「欧州で文化の戦い」が起きている中、ハンガリー文化とアイデンティティ、主権の保存の重要性を説きました。経済では、 EV車両購入支援プログラム(1台につき最高150万Ft補助金)が29日から再スタート。

今日の見出し(2018.10.29)

CEU大学連帯のデモ(先週金曜)では、2000人前後が参加。11月16日にも再び行われる見込みです。
今年の春、英国での元ロシア人スパイ暗殺未遂事件を受けて、ハンガリーがEUと連帯しロシア人外交官を追放した際は、オルバーン首相・プーチン大統領の近年の接近ぶりからは意外と捉えられたものの、裏では両国は容認済みだった模様。調査報道専門のDirekt36が報じました。

今日の見出し(2018.10.26)

コーンスタイン米大使は、CEU大学に関するハンガリー政府とニューヨーク州の政府間合意が早期に締結されるよう、双方に働きかけるとする声明を発表。「チャンスは、わずかながらもまだある」としました。 11月末までに署名されなければ、CEUは実質的にウィーンへの移転準備を開始。

今日の見出し(2018.10.25)

CEU大学(ソロス氏設立)が、次年度(2019/2020年度)から米国教育課程はウィーンに移管すると発表。大学理事会は、本年12月1日からの移転開始を承認。

今日の見出し(2018.10.24)

オルバーン首相は、来年5月の欧州議会選挙に向けてギアをアップしており、23日の1956年ハンガリー革命(ハンガリー動乱)記念日でも、現在の欧州委員会の脅威を強調。今、脅威は軍事的なものではなく、ブリュッセルが移民を大量に受け入れようとするとともに、EUで加盟各国の権限を奪い、中央集権型の「欧州帝国」の建設を狙っていること、と述べました。