19日の反政府デモは、「多くの場所で小規模なデモ」となりました。デモ集会や道路片側封鎖などが行われたのは国内約60か所。地方の主要都市のみならず、中規模の市でも行われました。それぞれ数百人の参加がありました。
TAG ハンガリーデモ
今日の見出し(2019.1.18)
与党Fideszは、欧州議会が17日、NGOへの補助金配分を増額する決議案を採択したことについて、「ソロスの組織」を支援して移民を多く流入させるつもりだ、と反発。Audi労組は本日、9時から2時間の警告ストライキを決行。4000人程度が参加しました。(全体の従業員数は約1.3万人)賃金交渉で満足いく回答が経営側から得られないため。
今日の見出し(2019.1.09)
12月以来の反政府デモで、右派・左派野党がともに参加していることから、春の欧州議会選挙で統一立候補者リストを作成しようという動きが左派側一部から出ています。しかし右派Jobbikはこれに加わることは拒否。
今日の見出し(2019.01.07)
労組連合、野党らが組織した5日のデモ(ブダペスト市)には、数千人が参加。 「奴隷労働法」で進展なければ、1月19日以降、職場でのスト、道路封鎖を展開していくことを表明しています。週末には地方の都市でもデモが行われました。
今日の見出し(2019.1.08)
労組連合の代表者らは8日、ストライキ準備委員会の会合を開催。その後、残業上限引き上げの撤回など4点の要求からなる嘆願書を、首相府に提出しました。そのうえで、まずは5日以内に政府側から労組との交渉担当責任者を指名するよう要請。それが満たされない場合は、ストを行っていくとのこと。
見出し(2018.12.13 – 2019.01.03)
2019年の最低賃金・保証賃金は12月30日に8%引き上げで決定したものの、最大労組MaSzSzはこれに署名せず。5日のデモでも2ケタ台の引き上げを要求していきます。オルバーン首相は1日、ブラジル、ボルソナロ大統領の就任式に出席。ハンガリー訪問を招請し、大統領側も受け入れ。また就任式に出席していたイスラエル・ネタニヤフ首相とも会談。
号外(21日のデモについて)
昨晩のデモ、小競り合いなしで終了 1月から全国スト呼びかけ 昨晩の反政府デモは、まずパロディ政党の呼びかけで18時から平和行進。 20時からはデモ。呼びかけたのは野党(左派・右派両方)、労組連合、市民団体ら。コシュット広…
今日の見出し(2018.12.21)
オルバーン首相は本日、国営ラジオ局による隔週インタビューを受け、一連の反政府デモについて、暴力は断じて許されないとしました。そして、抗議者の中核メンバーは、米投機家ソロス氏により雇われている人間と主張。
今日の見出し(2018.12.19)
残業上限引き上げ法反対や、政権全般に反対するデモは、ブダペスト市内では次は金曜日になりそうですが、地方、国外の都市では散発的に開かれています。
今日の見出し(2018.12.17)
国営メディアMTVA本社には、現在も野党議員らが残っていますが、嘆願書の読み上げは聞き入れられず。また、MTVA幹部は協議を拒否しているため、膠着状態が続きます。
号外(16日夕方以降のデモについて)
ブダペスト市内では、昨日も夕方から深夜にかけて反政府デモが開かれました。最後は国営テレビ局の入るMTVA本社屋へ。そこで再び催涙ガス使用など緊張が増幅。参加人数は数千人で、残業時間上限の引き上げ法案がらみでデモが発生して以来、最大となりました。
号外(14日夜デモについて)
ブダペスト市内では、昨晩も反政府デモが開かれました。国会が12日に残業時間上限の引き上げ法案を可決させてから3日連続となり、政権全体への不満が表されています。
今日の見出し(2018.12.14)
国会が12日に可決した行政裁判所設立の法案について、欧州評議会(CoE)が「待った」をかけました。ミヤトヴィツ人権担当コミッショナーは14日、アーデル大統領に署名をせず、国会に再審議のため差し戻すよう要請。この法案については、野党らも司法の独立がさらに弱まると批判しています。
号外(13日夜デモについて)
昨夕のデモは、再び、深夜過ぎまで続きました。
主催者の学生グループは当初、暴力なしを呼び掛け。しかし、抗議者らは、街中を練り歩き国会前コシュット広場に戻った頃からだんだん過激に。一部は、警官隊に煙弾、爆竹、瓶、卵、トイレットペーパーなどを投げつける一方、警官隊側はより多くの催涙ガスで応酬。