2020年

今日の見出し(2020.06.10)

欧州議会最大会派EPPにおけるFidesz資格停止問題について、審査を行ってきた賢人会議が解散に。Fideszは現在も資格停止中。今後については不明です。コロナ禍の中でも競争力向上のために積極的に投資を行う企業に対して、投資総額の最大50%の補助金を給付するプログラムでは、本日、ブリヂストン子会社ら3社が決定に。

今日の見出し(2020.06.09)

政府対策本部は、昨日19時を持ち、シェンゲン協定圏内の陸路の国境検問(つまりスロバキア、オーストリア、スロベニア)はすべて終了したと発表。カラーチョニ・ブダペスト市長は9日、政府には「自動車税」の国庫流入や「連帯拠出金」の増額計画など取りやめるよう要請していくと述べました。消費者物価指数(5月)は前年同月比+2.2%とさらに減速。

今日の見出し(2020.06.08)

オルバーン首相は5日、ベラルーシのルカシェンコ大統領に政治、経済問題ではいつでもハンガリーを頼りにしてほしいと伝えました。EUは、対ベラルーシ制裁を解除すべきとも発言。さらに、2国間では原子力発電に関する協力協定も締結。黒人フロイドさんの暴行死で人種差別反対デモが7日、ブダペストでも。オルバーン首相はトリアノン調印100年にあたりスロバキア近くの村でトゥルルのモニュメント除幕式に。

今日の見出し(2020.06.05)

センメルヴェイス医科大学のメルケィ学長は、夏はコロナウィルスの感染拡大は縮小するものの、第2波は10~11月に来る可能性があるとしました。オルバーン首相は本日、ベラルーシの首都ミンスクを訪問。ルカシェンコ大統領とは、2国間関係は良好で、政治的・経済的に関係を強化していくべきと一致しました。鉱工業生産(4月)と観光統計(4月)が発表に。どちらもコロナの影響で過去に例を見ないほどの下落率に。

今日の見出し(2020.06.04)

本日は、第1次世界大戦の講和条約であるトリアノン条約調印から100年。ブダペスト市内では、カラーチョニ市長の1分間の黙とう提案に従い、公共交通機関は16時30分から停止。オルバーン首相はカラーチョニ市長の提案を「高く評価」すると発言。国会は今月16日にも非常事態宣言終了の法案を採択する見込み。その結果、翌日もしくは翌々日には発効となり、映画館、劇場、美術館、温泉施設は再開可能になる予定。

今日の見出し(2020.06.03)

明日6月4日は、第1次世界大戦の講和条約であるトリアノン条約調印からちょうど100年。現政権は2010年以来、こうした「国境外ハンガリー人」との結束や民族アイデンティティの強化を推し進めており、本年は、ハンガリー民族結束の年としています。国会は気候変動に関する法案を採択。野党は骨抜きにされたと批判。

今日の見出し(2020.05.29)

本日5月29日は、オルバーン氏が首相に就任してちょうど10年。ラジオインタビューでは、コロナ防疫や経済再生に関して、新たな「国民との協議」を行うと表明。フォンデアライエン欧州委員長が今週示した、7500億ユーロのEU復興基金には「拒否はしない」としながらも、慎重な見方を示しました。1-3月期GDPの第2報が発表に。速報の前年比2.2%増を確認。

今日の見出し(2020.05.28)

ブダペスト市では、明日29日から、レストランやカフェの店内での飲食が可能になります。また、全国で、屋外のスポーツ観戦、野外劇場、野外シネマ鑑賞は本日から可能に。政府は、公立学校に元警察官などを配置する「学校警備制度」を開始します。政府は、使い捨てプラスチック製品の禁止を2021年7月1日からとする方針を固めました。

今日の見出し(2020.05.27)

政府は非常事態宣言を終了に関する2つの法案を提出。1つは宣言終了に伴い、政府に付与された特別権限を国会に戻す法案。もう1つは、防疫措置や緊急経済措置が続くようにするための法案。「非常事態宣言」は終了するものの、政府は公衆衛生局長の勧告をもとに、国会の採決を経ないで「公衆衛生の危機」を宣言できることに。中央統計局が就業者数および失業者数(2-4月)を発表。4月のみで7.3万人が失業。

今日の見出し(2020.05.26)

政府は本日午後、コロナ感染拡大に伴う非常事態宣言を6月20日終了し、特別権限を国会に戻す法案を提出する予定。コロナ防疫で必要な措置は、これまでのように政令ではなく、法律としてしばらく残すことも提案。外国企業がハンガリー企業の株式を取得する際、特定の業種では許可制に。欧州人権裁判所が、国会議長は言論の自由を侵したとする判決。

今日の見出し(2020.05.25)

新型コロナウィルスの感染確認累計(25日)は3,756人 (22日比78人増)。死者は491人(15 人増)、回復は1,771人(184人増)。現在の感染者数は1,554人(61人減)。新規感染確認者数は、24日から25日にかけて、ほぼ2か月ぶりに20人以下に。また、回復者数の方が現在の感染者数を上回るようになりました。

今日の見出し(2020.05.22)

コロナ政府対策本部は、第一波は終わりに近づいているとの見方。多くの感染者、死者を出したブダペスト市営高齢者介護施設の施設長が辞任。デンソーのハンガリー子会社は、労働時間短縮に伴う給与補填制度を利用します。マジャールスズキは、生産体制を6月末から2シフトに増やす計画。それに伴い、400人を追加雇用する見込みです。

今日の見出し(2020.05.21)

政府は今月26日に、非常事態宣言を終了し、政府に与えられた特別権限を国会に返還する法案を国会に提出します。グヤーシュ首相府相が21日、記者会見で正式に発表。来月2日から幼稚園、保育園は全面的に再開、学校は補習は可。政府は、セルビアとの国境地帯に設けている「トランジットゾーン」の閉鎖を決定。今後の難民庇護申請は、ハンガリー在外公館のみで可能とします。

今日の見出し(2020.05.20)

国立医科大らによるコロナ感染のサンプル調査は、参加者が7割近くとなり、信頼水準に到達。国内の14歳以上人口のコロナ感染率は、0.6~0.7%と推定されます。政府は、EV購入の新支援プログラムを発表。より多くの人が手が届くように、安価なタイプへより手厚い支援(最大250万Ft)をします。逆に、高額車両を購入する場合は補助金なしに。