2018年11月

今日の見出し(2018.11.29)

欧州議会は本日、ハンガリーに対して、政治亡命を認めたマケドニアのグルエフスキ元首相を本国に送還する要請が含まれた報告書を採択しました。賛成470票、反対116票、保留46票。

今日の見出し(2018.11.28)

政権寄りメディアの再編が一気に進み、一極集中が図られています。これまで、数人のキーパーソンの下でバラバラとなっていた各媒体を、オルバーン首相と緊密な実業家メーサーロシュ氏が直接・間接的に買収。その後、「財団」に寄付するという手法。(「寄付」というのは過去に例を見ない手法)

今日の見出し(2018.11.27)

何かとスキャンダルが絶えないハンガリー。今度は、ハンガリー当局が拘束していたロシア人武器密売親子を、NATO同盟国の米国の送還要請を聞き入れず、ロシアに送還していたというニュース。これは米麻薬取締局が仕掛けたおとり捜査でした。在ハンガリー米国大使館は本日、ハンガリー側の米との協力へのコミットが疑われるとコメント。

今日の見出し(2018.11.26)

欧州連合(EU)は25日、ブリュッセルで臨時首脳会議を開催し、英国とのEU離脱(ブレグジット)合意案を承認。これを受けて、オルバーン首相は記者団らに対し、「真のブラックサンデー」としました。
英国離脱が防げなかった責任は、欧州指導者らにもあると言及。指導者らが選んだ欧州委員会委員長(ユンケル氏)の失策によるものとしました。

今日の見出し(2018.11.23)

オルバーン首相は本日、グルエフスキ・元マケドニア首相の政治亡命に関して、初めて公に説明。
亡命申請者に対しては、相応の敬意を払い審査を行うべきであるが、審査の結果の判断は移民局がするのであり、政府が関与することではないと線を引きました。

今日の見出し(2018.11.22)

ハンガリー政府は、グルエフスキ・マケドニア元首相は政治亡命が認められたのであり、迫害を受けた本国に送還することはできないという立場。司法大臣が述べました。

今日の見出し(2018.11.21)

ハンガリーがマケドニアのグルエフスキー元首相の政治亡命を認めたことから、本日は関連ニュースがますます多くなっています。
グルエフスキ氏は、首相時代の汚職で2年の禁固刑という実刑判決が下っていたものの、裁判自体が公正さに欠けたと主張。母国では迫害されるとしています。その主張を、ハンガリー移民局が認めたことになります。

今日の見出し(2018.11.20)

マケドニアのグルエフスキ元首相は20日夕方、自身のFacebookで、ハンガリーで政治亡命申請が認められたことを明らかにしました。

今日の見出し(2018.11.19)

マケドニアのグルエフスキー元首相問題では、ハンガリー政府はあくまでもマケドニアからの出国自体は助けていないというスタンスの模様。 ドイツやアルバニアのメディアが報じているアルバニアからのルート(アルバニア、モンテネグロ、セルビア各国のハンガリー大使館が公用車で移送)については否定も肯定もしていません。

今日の見出し(2018.11.16)

マケドニアのグルエフスキー元首相が、どのようにハンガリーに入国したのかは依然明らかになっていませんが、アルバニアのメディアは15日夜、在ティラナ(アルバニア首都)のハンガリー大使館の公用車で11日夜にアルバニアからモンテネグロへ移動したと警察への取材をもとに報じています。

今日の見出し(2018.11.15)

マケドニアのグルエフスキー元首相のハンガリー当局への庇護申請に関しては、ハンガリー政府も14日確認。しかしながらグヤーシュ首相府相は本日の記者会見で、政府間レベルの事案ではなく、あくまでも移民局が法に則り審査するとし、政治的色合いを出すことは極力排除。

今日の見出し(2018.11.14)

経済では、中央統計局がGDP(7-9月期)速報を発表。前年比では、4.8%(未調整値)、5.0%(調整値)の増加と、市場予測を大幅に上回りました。前期比も1.2%増。そのため、ヴァルガ財務相は、本年の成長率は4.3~4.5%と事実上上方修正。

今日の見出し(2018.11.13)

マケドニア当局から国際指名手配されているニコラ・グルエフスキー前首相が、ブダペストに逃亡し、政治亡命をハンガリーに申請していることが明らかに。国会は13日、秋の税制改正包括法案を賛成多数で可決。グループ法人税制度の導入、赤字が続く大企業への強制監査、福利厚生におけるスポーツ観戦チケットの非課税継続などが含まれます。また、トラックの軽油物品税還付は縮小に。

今日の見出し(2018.11.12)

国は、ホテル宿泊客の個人情報を中央で集約管理するデータベースを創設する計画。そのための法案を提出しました。収集されるのは、宿泊客の名前、生年月日、旅券データなど。ホテルは、提出義務を負うことになります。